2011年01月08日 グルーポンの功罪とローカルプラットフォームの勃興 [03.ジオメディア] グルーポンの登場はローカルビジネスのウェブ化が始まる兆候であったと捉えています。グルーポンは「お得・限定」という価値付けを行うことをフックにウェブで情報を回し、ローカル内のお店とユーザーのマッチングを促進するものでした。 しかしながら昨今問題視されているように、元来のウェブ広告的な役割を価値と捉え切れずにコストリクープを優先したモラルハザード(過剰受注、二重価格等)は今後も雨後のタケノコとなるでしょう。これは構造的な問題で、押さえつければビジネス成長も滞るジレンマですのでグルーポンビジネス成長の壁と捉えられます。 ただし「ローカルビジネスのウェブ化」という文脈はまったくはじまったばかりで、今年にはより各種のネットサービスとして可視化されるでしょう。その背景はユーザーへの常時接続のモバイル端末