タグ

ブックマーク / blog.shibayu36.org (12)

  • 価値が出るポイントまで一気に進めてから次のタスクに取り組む - $shibayu36->blog;

    以前同僚から、いくつかのプロジェクトやタスクを持っているときにどう進めると良いかという質問を受けた。僕はその時、価値が出るポイントまで一気に進めてから次のタスクに取り組むようにしていると答えた。この話についてブログに言語化してみる。 良くない進め方の一例 たとえばプロジェクトA(自分の担当分工数10日)、プロジェクトB(自分の担当分工数20日)で、合計30日分のタスクを持っているとする。この時良くない進め方は、両方ともを完全に並列に少しずつ行って、30日後に終わるということだ。1 このやり方だと30日後にならないとプロジェクトAもBも結果が出ない。もしプロジェクトAのみに集中して終わらせれば少なくともプロジェクトAの結果は10日後に出るのに関わらずである。 このやり方がまずいのは当たり前に見えるのだが、気をつけないとやってしまいがちである。なぜなら少しずつ進めれば、他の関係メンバーに「自分

    価値が出るポイントまで一気に進めてから次のタスクに取り組む - $shibayu36->blog;
  • 開発生産性カンファレンス 2024を堪能してきました - $shibayu36->blog;

    dev-productivity-con.findy-code.io 自分の所属しているクラスター社に相談したところお金を出してもらって参加できることになったので、開発生産性カンファレンス2024に行ってきました。自分が開発生産性に非常に興味が強いため各セッションすべて興味深く、またこれまで名前は知っているけど話したことのなかった人と色々と会話ができて、非常に堪能できました。 運営のファインディ株式会社のみなさん、ありがとうございました。 興味深かったセッション 顧客価値向上による開発生産性向上 顧客価値を高めるという観点にフォーカスした発表でした。 顧客価値を高める領域かは狩野モデルを使って考えるという話。狩野モデルはよく聞くが、ちゃんと使ったことないので試してみたい 当たり前品質は、品質を高めすぎても、顧客価値に繋がらない = アクセルブレーキなどの基操作 一元的品質は、高めれば高め

    開発生産性カンファレンス 2024を堪能してきました - $shibayu36->blog;
  • 本の内容が頭に入ってくるのは結局は知見まとめノートを作っている時 - $shibayu36->blog;

    最近は読書のやり方を変えてみたら知識の吸収速度・引き出し速度が上がった話 - $shibayu36->blog;に書いているやり方で読書をしている。こういう流れだ。 (1)学びたいと思った知識が書いてありそうなを2~5冊選ぶ (2)1冊ずつざっくり読みながら、面白かった部分・気になった部分はKindleで黄色にハイライトしておく (3)全冊読み終わったら、ハイライトした部分だけ眺めて、やっぱりおもしろいと思ったところは赤のハイライトを付け直す (4)赤のハイライトを眺めて、読書ノートに転記する (5)とくにおもしろい部分については、自分の知見まとめノートにカテゴリごとに整理する しばらくこれを続けて感じたのは、結局のところ(4)〜(5)に至るまで書籍の内容が全然頭に入っていないということだ。(4)(5)の時に、はじめて「書いている内容が言いたかったのはこういうことだったのか」と頭が急に理

    本の内容が頭に入ってくるのは結局は知見まとめノートを作っている時 - $shibayu36->blog;
  • 文化による知覚・認識・行動への影響を知る - 異文化理解力を読んだ - $shibayu36->blog;

    文化理解力というおもしろいと聞いたことがあり、興味があったので読んだ。想像以上に面白く夢中になって一気に読んでしまった。 異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養 作者:エリン・メイヤー,田岡恵英治出版Amazon このは、国ごとの文化が、そこに属する人々の知覚・認識・行動へどれほど影響を与えているかを教えてくれる。指標として8つを提示し、それぞれの中で各国がどのような位置にいるかを相対的に示してくれる。8つの指標とは次のようなものだ。 コミュニケーション:ローコンテキストvsハイコンテキスト 評価:直接的なネガティブ・フィードバックvs間接的なネガティブ・フィードバック 説得:原理優先vs応用優先 リード:平等主義vs階層主義 決断:合意志向vsトップダウン式 信頼:タスクベースvs関係ベース 見解の相違:対立型vs対立回避型 スケジューリング:直線

    文化による知覚・認識・行動への影響を知る - 異文化理解力を読んだ - $shibayu36->blog;
  • より少なく、しかしより良く - 「エッセンシャル思考」読んだ - $shibayu36->blog;

    エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする 作者:グレッグ・マキューンかんき出版Amazon 自分がなんでもやりたいタイプなので、このに書いてあることは中々刺さった。幸福になるには「より少なく、しかしより良く」を追求すべきという。プライベートや仕事でとにかく忙しく時間がないと思っている人は読んでみると良い。 印象に残ったのは次のことだ。 現代人の最優先課題は、優先順位づけの能力をキープすること 睡眠不足では一番最初にそこが減ってしまうのでダメ 一流のバイオリニストは1日平均8.6時間の睡眠 & 週平均2.8時間の昼寝。睡眠による並外れた集中力で、1時間あたりの練習効果を最大限にする もっとも厳しい基準でやることを決める 「絶対やりたい」「やらない」の2択にする。やろうかな程度なら却下、イエスと言うのは絶対やるしかないと確信した時だけ 自分の中で最重要基準をひとつ用意し、100点満

    より少なく、しかしより良く - 「エッセンシャル思考」読んだ - $shibayu36->blog;
  • スムーズに進行するためのエンジニアリングタスク分割の工夫 - $shibayu36->blog;

    会社の振り返りで「エンジニアリングの作業タスクがうまく分割できていそうだったが、その知見を共有してほしい」と言われたので、自分がどう考えてタスク分割をしているかをこの記事で共有したい。 この記事のスコープとすること・しないこと タスク分割をするときの工夫点 少なくとも1スプリント以内で終わるタスクになっている 完了条件が明確である 開始から終了まで他タスクによる待ち時間がない 他タスクが待ち状態になる時間を最小限にする 自分にとって難易度の高いものが1タスクの中で1つである 初めから完璧なタスク分割を目指さない 工夫を考慮した分割例 まとめ この記事のスコープとすること・しないこと 今回の記事では、あるユーザーストーリーが存在するとして、その設計・実装・テストなどをスムーズに進行するための工夫について書く。 逆に次のようなタスク分割については取り扱わない。 ユーザーに提供すべき価値があると

    スムーズに進行するためのエンジニアリングタスク分割の工夫 - $shibayu36->blog;
  • タスクの依存関係とリソースの両方を考慮してプロジェクトマネジメントをするCCPM理論を学んだ - $shibayu36->blog;

    自分のプロジェクトマネジメントのスキルをもう一つ伸ばしたくて、タスクの依存関係とリソースの両方を考慮してプロジェクトマネジメントをするCCPM(クリティカルチェーンプロジェクトマネジメント)理論を学んだ。この理論を学んだおかげで、よりプロジェクトの計画作りや、プロジェクトの現在の危険度の把握をやりやすくなったと感じる。アジャイルの手法であるベロシティでの管理ともうまく組み合わせられそうだったので、今度試してみたい。 参考にした書籍 クリティカルチェーン 作者:エリヤフ ゴールドラットダイヤモンド社Amazon 進む!助け合える!WA(和)のプロジェクトマネジメント――プロマネとメンバーのためのCCPM理論 作者:宮田 一雄ダイヤモンド社Amazon アジャイルCCPM: プロジェクトのマネジメントを少し変えて組織全体のパフォーマンスを大きくのばす 作者:宇治川浩一株式会社ビーイングAmaz

    タスクの依存関係とリソースの両方を考慮してプロジェクトマネジメントをするCCPM理論を学んだ - $shibayu36->blog;
  • PullRequestからチーム開発の生産性・健全性を測るCLIツールを書いてみた - $shibayu36->blog;

    最近、開発チームの生産性や健全性をどのように計測したら良いかについて興味を持っている。その中で「LeanとDevOpsの科学」の中に書いてあるようなデプロイの頻度・変更のリードタイム・MTTR・変更失敗率の4指標や、開発チームの生産性・健全性を客観的に知るためにリポジトリ履歴から機械的に可視化するツールを作った - Qiitaに興味を持った。 一方、それらの指標を考えてみた時、以下のような点について悩んでいた。 マイクロサービスなどで複数レポジトリとなり、さらにデプロイ手法がそれぞれ違う状況の場合、変更のリードタイム = コミット〜番稼働までの時間を計測するのがなかなか難しい コミットという単位だとかなり小さく、個々人のばらつきも大きすぎるように感じるので、もう少し良い単位はないのだろうか このような悩みから、PullRequestの単位で集計することで、生産性や健全性をもう少し測りやす

    PullRequestからチーム開発の生産性・健全性を測るCLIツールを書いてみた - $shibayu36->blog;
  • 現代のソフトウェア開発を学ぶために「正しいものを正しくつくる」を読んだ - $shibayu36->blog;

    最近はいかにエンジニアリングの立場でプロダクトを成長させられるかについて考えている。そこで、現代のソフトウェア開発やアジャイルについて学ぶため、同僚にオススメされた「正しいものを正しくつくる」を読んだ。 正しいものを正しくつくる プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について 作者:市谷聡啓ビー・エヌ・エヌ新社Amazon なぜ現代ソフトウェア開発は難しいのかから始まり、現代ソフトウェア開発の不確実性へ対処するためにアジャイルを利用するという流れになっていて非常にわかりやすかった。また「正しいものをつくる」ことと「正しくつくる」ことをうまく切り分けて説明してくれたので、自分の中で論点を整理しやすかった。 「正しくつくる」部分に関しては、これまで自分も注力してきたところであったので、かなり経験知を言語化できた。一方「正しいものをつくる」部分に関しては、まだ経験が

    現代のソフトウェア開発を学ぶために「正しいものを正しくつくる」を読んだ - $shibayu36->blog;
  • 締め切りが厳しいプロジェクトで、プロジェクト初期にまずやっておきたいこと - $shibayu36->blog;

    これまで僕は締切がかなり厳しいプロジェクトを数回経験してきた。その経験から、締切が厳しいという特性を持ったプロジェクトの初期にまずこれだけはやったほうが良いということがいくつか見つかったので、今回はそれらを紹介していこうと思う。 前提となるプロジェクト 今回紹介する方法は、次のような特性を持ったプロジェクトを前提とする。 細かい仕様は決まっていないが、作るものの要件はある程度明確である アジャイルの定義におけるスコープ・コスト・品質・スケジュールの中で、スケジュールを特に優先したい(スケジュールを変えられないなど) 数ヶ月以上のプロジェクトである 短いスパンでリリースしてユーザーの様子を見てその後のプロダクトバックログの優先度を変えるような性質のプロジェクトでは、別のやり方を取る必要があると思う。そこは注意してほしい。 プロジェクト初期にやっておきたいことは何か 上記のようなプロジェクト

    締め切りが厳しいプロジェクトで、プロジェクト初期にまずやっておきたいこと - $shibayu36->blog;
  • 「入門Chef Solo」を読んでChefに入門した話 - $shibayu36->blog;

    これまでChefとか全くやったことなかったのだけれど、PrePANとかで必要になったのとなんとなく興味もあったので、naoyaさんが最近出した入門Chef Soloを読んでみました。 入門Chef Solo - Infrastructure as Code 作者:伊藤直也伊藤直也Amazon 読んでみた感想としては非常によくまとまっていて分かりやすいけど、全くChefをやったことない人にとってはChefの実行を試すフェーズが少しやりづらい印象を受けました。理由としてはAWS環境を持っていない場合、2,3章のChefを試す章ができず、さらにそのあとにvagrantでローカルに仮想環境を作るのを学んだとしても、その仮想環境を使って試す部分が少ないためです。 そこで僕は全くchefをやったことない人はまずvagrantでの実行環境を作れるようになってから、を読み始めるとより知識が深まるのではな

    「入門Chef Solo」を読んでChefに入門した話 - $shibayu36->blog;
  • MySQLをさらに理解するために読んだ記事まとめ - $shibayu36->blog;

    最近MySQLの勉強をしていました。実践ハイパフォーマンスMySQLを読むべきという話を聞いていたのですが、かなり網羅的に書かれていて、今の知識ではどれが重要なのかわからない状態でした。そこで色々調べてみて、参考になる記事をいくつか見つけたので、少しまとめてみようと思います。 今回まとめた記事を読んで、大体以下のことが理解できました。 インデックスの使われ方とその構造(MyISAMとInnoDB) EXPLAINの詳しい使い方、見方 InnoDBの特性 ALTER TABLEの特性 レプリ遅延 まず最初に Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門 (Software Design plus)posted with amazlet at 12.06.02松信 嘉範 技術評論社 売り上げランキング: 9767 Amazon.co.jp で詳細を見る 松信さんの書いた「Webエンジ

    MySQLをさらに理解するために読んだ記事まとめ - $shibayu36->blog;
  • 1