国連気候変動枠組み条約の第15回締約国会議(COP15)での合意の行方には、世界中が注目しています。デンマークのコペンハーゲンで開かれているこの会議には世界各国の首脳も顔を揃え、日本でも多くのメディアがその様子を伝えています。 ところで、このCOP15を取材するために、世界中から多くのマスコミが現地入りしていることもあってか、最近デンマークという国、あるいはコペンハーゲンという街にも注目が集まっています。マスメディアが、同国を環境先進国として、その取り組みなどを紹介することも増えているようです。 実際、コペンハーゲンはCOP15が開かれるに相応しい場所と言えるでしょう。デンマークでは風力発電の割合が全体の2割にまで伸びており、2020年までに、これを5割にまで引き上げることを目標にしています。風力発電用の機器を、世界で一番生産している国でもあります。 個人レベルでもさまざまな取り組みが進め