韓国の彫刻家キム・テッキ氏が、竹島(韓国名・独島)に同国の人気キャラクター「テコンV」の造形物を設置するプロジェクトを企画したところ、同国のインターネット上で反対意見が相次いだ。設置に向けた募金活動も中断した。複数の韓国メディアが4日、報じた。 「ロボットテコンV」は1976年に韓国で制作されたロボットアニメーション。韓国では「初の国産ロボットアニメ」として高い人気を集めたが、日本の「マジンガーZ」と酷似しているとして以前から盗作が指摘されている。今回、設置に反対した韓国のネットユーザーらは、日本から強い影響を受けたキャラクターを竹島に設置することは不適切だと主張している。 キム氏の「テコンV」設置プロジェクトは今月1日、朝鮮日報が報じた。記事によると、8月15日の光復節(日本の植民地支配から解放されたことを祝う祝日)に、トロンボーンを吹く全長13メートルの「テコンV」を竹島に設置し、