「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由 という記事が200万PVを超えたそうだが、 それに対して私が書いた反論 見えている世界が違うのは田舎という場所の問題なのか も1万PVくらいになって、反響の大きさを改めて実感している今日この頃である。 で、そういった反論に対して今回、回答を示した記事が公開された。 大反響「底辺校出身の東大生」は、なぜ語られざる格差を告発したのか 内容については正直「うーん…」という部分が多い。 どこが「うーん…」なのか指摘していこう。 ●誠実ではない文章にはそもそも共感できない 筆者は、 「都会と田舎の格差を訴える」という最優先の目的を達成するにあたり、私は田舎と都会を、いわばイチゼロで語る方針を採った。そのようなわけで、いきおい、田舎には大学も書店も美術館も学習塾も「ない」のだ、それをまずは知ってほしい、という断定的な表現を多用することになった と述べ