×がつくのは,引数で文字列の一部を指定する際に,インデックスを指定するメソッドである。これらのインデックスは,charオブジェクト単位である。もし,「文字数」という単位でインデックスを指定する必要があるのなら,そのまま引数に指定して,利用してはならない。 しかし,文字列の操作全般にわたり,インデックスがchar単位であるという一貫性が保たれているので,かえって好都合な場合もある。リスト7のInsertMyData1メソッドとInsertMyData2メソッドでは,簡単な文字列の加工を行うもので,どちらも,特定の文字を検出して,その直前に文字列を追加している。前者のメソッドでは,IndexOfメソッドとSubstringメソッド,後者のメソッドではIndexOfとInsertメソッドを使用している。 リスト7:char単位のインデックスを指定して文字列の加工 // 検証用メソッド char型