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思想に関するyanozのブックマーク (79)

  • 21izawa

    2021年1月 「絵画/音楽」のコロス の報告 井澤賢隆(早稲田速記医療福祉専門学校非常勤講師/NHK学園講師/哲学) 「絵画/音楽」のコロス の報告(1) 昨年(2019年)の12/24(火)~12/27(金)まで、「絵画/音楽」のコロス と題する催しを千葉県市川市の木内ギャラリーで行いました。 これは私、井澤賢隆の所蔵する絵画等13点と画家吉松俊英の絵画作品を展示する中で、次の3つの催しを実施したものです。 1)「絵画」のコロス と題するパフォーマンス 2)「音楽」のコロス  IZA:宮澤賢治「妹とし子への挽歌等」全13曲連弾唱 3)「音楽 コロス 宮澤賢治」をテーマにした放話、群話 「絵画/音楽」のコロス の報告(2) 今回の展示に当たっては、劇集団クアトロガトスの主宰者、清水唯史氏に助けていただきました。ありがとうございました。 「絵画/音楽」のコロス の報告(3) ●木内ギャラリ

  • アガンベンのスキャンダル|maki

    哲学者のジョルジョ・アガンベンが新型コロナウイルスの流行にかんして最初の発言をしたのは、今からおもうと比較的早い時期、2020年2月26日のことだった。彼は「エピデミックの発明」と題した文章のなかでCovid-19をインフルエンザの亜種と断じ、メディアを通じて醸成されていたパニックの雰囲気に釘を指した。彼の目には新しい感染症の流行はさして新しいものではなく、第一次大戦以来というものその歴史的役割を終えていた近代国家権力が、「テロとの戦い」についで危機を統治パラダイムとする絶好の機会として用いようとしているようにみえていた。まさにアガンベンがこの文章を発表した前後に、イタリアでは感染者数とともに死者数も増加していき、医療制度は崩壊し、西側における新型コロナウイルスのパンデミックの地獄のような中心地と化していったことはひとも知るところである。 アガンベンが感染症にたいする政府とメディアの反応を

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  • 億万長者ピーター・ティールがかきたてる期待と疑い──競争のない世界へ | elabo

    1973年ニューヨーク生まれ。専門は哲学・キリスト教思想。関西学院大学神学部准教授。東京大学21世紀COE研究員、南山大学人文学部准教授を経て、現職。編著書に『ディスポジション──哲学、倫理、生態心理学からアート、建築まで、領域横断的に世界を捉える方法の創出に向けて』(現代企画室、2008)、2017年にThe New School for Social Researchの心理学研究室に留学し、以降Moral Foundation Theoryに基づく質問紙調査を日米で行いながら、宗教などの文化的背景とマインドセットとの関係について、道徳的判断やリスク志向に注目し研究している。 ‍ Twitter @tami_yanagisawa 競争するな、独占しろ 現代の日社会の受験や就職活動を経験するなかで、他人と競争することにうんざりする人は少なくないだろう。競争、競争と責め立てられる緊張感が嫌

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  • 長戸 光 (Hikaru NAGATO) - 認識の歴史性 : 板倉聖宣と所美都子 - 論文 - researchmap

    長戸 光 巻 号 45 開始ページ 93 終了ページ 104 記述言語 日語 掲載種別 研究論文(大学,研究機関等紀要) DOI 10.15083/00077290 出版者・発行元 東京大学大学院教育学研究科基礎教育学研究室 リンク情報 DOIhttps://doi.org/10.15083/00077290CiNii Articleshttp://ci.nii.ac.jp/naid/120006718375CiNii Bookshttp://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00162054URLhttp://hdl.handle.net/2261/00077290 ID情報 DOI : 10.15083/00077290ISSN : 0285-7766CiNii Articles ID : 120006718375CiNii Books ID : AN00162054 エクスポ

  • http://web.cla.kobe-u.ac.jp/staff/yoshioka/koukyouken.htm

  • サンスティーンという固有名を超える!――めんどうな自由、お仕着せの幸福第6回(最終回)/成原慧×那須耕介 - SYNODOS

    サンスティーンという固有名を超える!――めんどうな自由、お仕着せの幸福第6回(最終回) 成原慧×那須耕介 情報 那須耕介さんがナッジやリバタリアン・パターナリズムをめぐって語り合う対話連載、ついに最終回です。トリをとっていただくのは、九州大学の成原慧さん。プライバシーやAI、ロボットといった、今をときめくテーマで各所に引っ張りだこの成原さんに、そもそものところからうかがい、やっぱり出てくるサンスティーンとレッシグの対比をしつつ、視点は「意識高い系」までジャンプ! どうぞお楽しみください。(勁草書房編集部) 那須 ここまで5人の方々にリバタリアン・パターナリズムやナッジをめぐってお話をうかがってきたのですが、私の人脈の狭さもあり、法哲学や政治理論の研究者が中心でした。今回はじめて、実定法分野の先生のお話をおうかがいすることになるわけです。そこでまず、成原さんご自身の研究についてお聞かせいただ

    サンスティーンという固有名を超える!――めんどうな自由、お仕着せの幸福第6回(最終回)/成原慧×那須耕介 - SYNODOS
  • 「憲法十七条」は法家の書である『管子』に基づく:山下洋平「七世紀の日本における中国思想の受容と『管子』」 - 聖徳太子研究の最前線

    「憲法十七条」については、CiNiiなどで検索すると、偏った視点で褒めまくるばかりで内容がない論文(というより、太子礼賛の形で自分の思いを連ねる文章)が多数ヒットします。そうした中で、文献に基づいてしっかりした検討を加えているのが、 山下洋平「七世紀の日における中国思想の受容と『管子』-憲法十七条・時令思想・鍾匱の例を中心に-」 (『九州史学』172号、2016年3月) です。山下氏は古代東アジアにおける儒教思想、特に礼のあり方などについて研究している若手研究者です。 『論語』の文句を記した七・八世紀の木簡がいくつも出土していることが示すように、古代の日では儒教の受容が進みつつありました。『論語』や『礼記』が説く「和」重視を冒頭に掲げる「憲法十七条」についても、儒教の影響が指摘されています。ただ、「憲法十七条」については、儒教と仏教以外に、法家や道家などの思想の影響も見られることが早く

    「憲法十七条」は法家の書である『管子』に基づく:山下洋平「七世紀の日本における中国思想の受容と『管子』」 - 聖徳太子研究の最前線
  • 名著「大衆の反逆」、南相馬発の新訳版 スペイン思想研究家が十数年かけ完成、直後に死去|好書好日

    英語教師の美子さん(右)とは「お互い一目ぼれ」だったという佐々木孝さん=2016年、福島県南相馬市 「高みからの批判」覆し、人々の目覚め信じる 佐々木さんは上智大でスペイン語と哲学を学び、オルテガやウナムーノの研究をしながら、清泉女子大教授などとして30年余り教壇に立った。その後、故郷の福島県南相馬市に戻った。 11年の東日大震災では、福島第一原発から25キロの自宅から認知症のを連れて避難できないと判断。「モノディアロゴス(独対話)」と題したブログで発信を続け、国内外の取材者や芸術家を迎え入れた。 『大衆の反逆』の翻訳を格的に始めたのは06年、翌年にいったん訳し終えたが、震災による中断をはさんで手直しを続けた。18年12月、肺がん治療のため入院する直前、完成した翻訳の原稿を家族に託した。5日後、79歳で亡くなった。 遺稿は、佐々木さんの著書の愛読者を通じて、岩波書店に持ち込まれた。担

    名著「大衆の反逆」、南相馬発の新訳版 スペイン思想研究家が十数年かけ完成、直後に死去|好書好日
  • A Letter on Justice and Open Debate

    July 7, 2020 The below letter will be appearing in the Letters section of the magazine’s October issue. We welcome responses at [email protected] Our cultural institutions are facing a moment of trial. Powerful protests for racial and social justice are leading to overdue demands for police reform, along with wider calls for greater equality and inclusion across our society, not least in higher ed

    A Letter on Justice and Open Debate
  • 国内で長らく“無視”されていた日本産アンビエント&ニューエイジが、今なぜ世界的に注目されているのか

    国内で長らく“無視”されていた日産アンビエント&ニューエイジが、今なぜ世界的に注目されているのか “物質的”な面と“精神的”な面から分析する、環境音楽リバイバルの状況 2020年8月14日 19:30 751 71 精神面から紐解くアンビエントミュージック ~ サウンドスケープという概念さて、ここまで主に「レコードや楽曲の発掘」といった事柄を中心に“物質的”な面からこのリバイバル状況を振り返ってみたわけだが、以下からは視点を変えて、“精神的”な面における昨今の潮流についても考えてみたい。 まずはアンビエントについて。すでに述べた通り、現代音楽フィールドにおける理知的な思想性を孕んだ様態がアンビエントミュージックの来の姿形だとすると、この間に見られるリバイバルは、その純粋性が長い曲折を経て再発見されることに至った現象としてみなすとわかりやすいかもしれない。もともとアンビエントミュージック

    国内で長らく“無視”されていた日本産アンビエント&ニューエイジが、今なぜ世界的に注目されているのか
  • 欧米を揺るがす「インテレクチュアル・ダークウェブ」のヤバい存在感(木澤 佐登志) @gendai_biz

    人権や平等といったリベラルが重視する価値の「虚妄」を、「科学的エビデンス」の名の下に暴く(と称する)知的ネットワークが、欧米社会に勃興した。彼らはどんな出自を持ち、何を主張しているのか。 ネットカルチャーに詳しく、このほど『ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち』を上梓した文筆家の木澤佐登志氏による、最前線からの報告をお届けする。 ネットに遍在する「ダーク」な言論人たち 「ダーク」な思想が欧米を席巻しつつある。「右」でも「左」でもない、「ダーク」な思想の台頭。このことは、現在の欧米社会にとって何を意味しているのだろうか。 インテレクチュアル・ダークウェブ(Intellectual Dark Web:以下I.D.Wと表記)なる知的ネットワークが存在している。インターネット上で「アンチ・リベラル」な主張を展開する(元)学者や言論人のネットワークのことだ。 ダー

    欧米を揺るがす「インテレクチュアル・ダークウェブ」のヤバい存在感(木澤 佐登志) @gendai_biz
  • あとがきたちよみ/『ナッジ!? 自由でおせっかいなリバタリアン・パターナリズム』 - けいそうビブリオフィル

    あとがき、はしがき、はじめに、おわりに、解説などのページをご紹介します。気軽にページをめくる感覚で、ぜひの雰囲気を感じてください。目次などの概要は「書誌情報」からもご覧いただけます。 那須耕介・橋 努 編著 『ナッジ!? 自由でおせっかいなリバタリアン・パターナリズム』 →〈「目次」「はじめに」「各章冒頭」「おわりに」(pdfファイルへのリンク)〉 →〈目次・書誌情報・オンライン書店へのリンクはこちら〉 *下記に「はじめに」と「おわりに」を掲載しましたが、上記リンク先のpdfファイルでは目次頁にくわえ、各章冒頭も公開しております。 また、編者の那須耕介さんが、一部書執筆者への依頼時におこなった対談連載もあわせてぜひお読みください。→→【めんどうな自由、お仕着せの幸福─ サンスティーン先生、熟議のお時間です!】けいそうビブリオフィル(https://keisobiblio.com/au

    あとがきたちよみ/『ナッジ!? 自由でおせっかいなリバタリアン・パターナリズム』 - けいそうビブリオフィル
  • 思想史学者・武田清子氏「違う文化尊重を」(戦争と私) 戦後70年インタビュー - 日本経済新聞

    政治学者の丸山真男や哲学者の鶴見俊輔氏らとともに、雑誌「思想の科学」の7人の創刊メンバーに名を連ねる思想史学者の武田清子さん(98)は、海外で開戦を体験した。多くの人が「負け戦」と感じながらも戦争に突き進んだ歴史を、いま改めて直視するよう訴える。――第2次大戦勃発時は海外滞在中でしたね。「神戸女学院の学生だった1939年、キリスト教関係の国際会議がオランダ・アムステルダムであり、私も日から

    思想史学者・武田清子氏「違う文化尊重を」(戦争と私) 戦後70年インタビュー - 日本経済新聞
  • 『社会学はどこから来てどこへ行くのか』出版によせて - 社会学者の研究メモ

    今月(2018年11月)、四人の社会学者の対談集、『社会学はどこから来てどこへ行くのか』が出版された。私以外の三人は、社会学の世界に限らず高い認知度があって、どういったいきさつからか、そこに私も混ざっているのだが、いくばくか場違い感があるのは否めない。 社会学はどこから来てどこへ行くのか 作者: 岸政彦,北田暁大,筒井淳也,稲葉振一郎出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2018/11/14メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 私はどちからといえば、他の三人と比べて制度としての社会学の世界に浸かっている度合いが強い。社会学会、家族社会学会、数理社会学会では面倒な≒重要な役を仰せつかっているし、大規模な調査プロジェクト(SSMやNFRJ)に参加しているし、そういったしがらみのなかで雑務に追われるのが日常だ。一日の仕事時間の1/4くらいは、広い意味では学会関係

    『社会学はどこから来てどこへ行くのか』出版によせて - 社会学者の研究メモ
  • 『現代思想』2018年1月号と『ゲンロン7』のあいだをつなぐ

    仲山ひふみ Hifumi NAKAYAMA @sensualempire そろそろ情報が出てき始めていますが、新刊『ゲンロン7』に僕が翻訳させていただいた許煜(ホイ・ユク、Yuk Hui)『中国における技術への問い』序論が掲載されます。分割掲載のため次号と次々号に続きます。ユクのこの論考、当に刺激的かつ格的なので、みなさんぜひ買って読んでみてください。 twitter.com/genroninfo/sta… 2017-12-15 23:26:28 ゲンロン【友の会総会 アーカイブ配信中!】 @genroninfo 『ゲンロン7』の見誌が届きました! 特集「ロシア現代思想II」、小特集「哲学の再起動」。長大なポストソ連思想史年表つき! 友の会会員の皆様、直販サイトからご購入いただいた方には、12/20に発送いたします! 東浩紀サインご予約受付中です!genron.co.jp/shop

    『現代思想』2018年1月号と『ゲンロン7』のあいだをつなぐ
  • オルタナ右翼の源流ニック・ランドと新反動主義 - Mal d’archive

    イギリスの哲学者ニック・ランド(Nick Land)は、2012年、ネット上に「暗黒啓蒙(The Dark Enlightenment)」*1というテキストを発表し、新反動主義(Neoreaction:NRx )の主要人物の一人になった。詳しくは後述するが、この新反動主義のエッセンスがオルタナ右翼の中にも流れ込んでいるとされている。そのもっとも直截な例は、オルタナ右翼系メディア『ブライトバート』(Breitbart)の元会長であり、またドナルド・トランプの元側近でもあるスティーブ・バノンで、彼は「暗黒啓蒙」のファンであったことを公言している*2。 ■ニック・ランドの思想 ニック・ランドは、もともと大陸哲学とフランス現代思想の研究からスタートしており、初期にはジョルジュ・バタイユに関する著書もあるが、90年代中頃になると、のちに「加速主義(accelerationism)」と呼ばれることにな

    オルタナ右翼の源流ニック・ランドと新反動主義 - Mal d’archive
  • 日本に「市民社会」は存在しないのか?/『市民社会とは何か』著者、植村邦彦氏インタビュー - SYNODOS

    ――日は「市民社会」という言葉と概念、あるいは思想についてお聞きしたいと思います。この言葉の原語である〈civil society〉について、まずは教えてください。 英語で〈civil society〉という言葉が初めて使われたのは、日で言えば安土桃山時代にあたる16世紀末のことでした。『オクスフォード英語辞典』(OED)は、英単語の語源や初出を具体的な文例で示していることで有名ですが、それによると、1594年に出版された英国教会派の神学者リチャード・フッカーの著書『教会統治法』に、この言葉が出てきます。 ところが、『教会統治法』を実際に読んでみると、この言葉が出てくるのは、じつは古代ギリシアの哲学者アリストテレスの『政治学』からの翻訳語としてなのです。その際にフッカーが使用したと思われる『政治学』のテクストは、1438年にフィレンツェの人文学者レオナルド・ブルーニが出版し、その後ヨー

    日本に「市民社会」は存在しないのか?/『市民社会とは何か』著者、植村邦彦氏インタビュー - SYNODOS
  • 棄権してほしいのは“今回の”選挙だけ?――東浩紀の反選挙思想|しんかい37(山川賢一)

    10年前にも「選挙はお祭り」 批評家の東浩紀が、「積極的棄権の声を集める」という署名活動をはじめた。「人々に棄権を薦めるような言動をするなんて、とんでもない!」と批判の声があがるいっぽう、現時点で東のもとには5000人の署名が集まってもいる。 2017年秋の総選挙は民主主義を破壊している。「積極的棄権」の声を集め、民主主義を問い直したい。 東は、自分の意図をこう説明している。今回の選挙は実施するに値しない。そう考えているのは自分だけではないはずだ。よって「積極的棄権」の署名によりその意思表示をすべきである、と。 「今回の選挙、くだらなすぎる」 投票棄権の賛同署名を集める東浩紀さんの真意とは? しかし東の意図が「今回の選挙」を批判することだけにあるなら、たんに安倍首相の衆議院解散への反対署名を集めればよい。なぜ東は「棄権」という言葉にこだわるのか。 じつは東が選挙に否定的な主張をしたのは、今

    棄権してほしいのは“今回の”選挙だけ?――東浩紀の反選挙思想|しんかい37(山川賢一)
  • Kyoto University Research Information Repository: フロイトの冥界めぐり --『夢解釈』の銘の読解--

    論は, フロイトの代表的著作である『夢解釈』の冒頭にかかげられた銘, 「天上の神々を説き伏せられぬのなら, 冥界を動かさん」から出発して, 精神分析の始まりを印すフロイト思想に新たな光を投げかける試みである。第一節では, 『夢解釈』が出版される一八九九年以前のフロイトに着目しつつ, この著作の執筆が, 神経症論の著作の断念によって可能となったものであることを確認する。またそこでは, 上記の銘の由来であるヴェルギリウスの『アエネーイス』を参照しながら, 『夢解釈』の執筆が, この断念に対する一種の復讐であり, 一般的神経症論の転覆を企図するものであったことを確かめる。そこにおいて我々は, 正常と異常のあいだの分断を撹乱し, これに代えて諸葛藤の平面の理論を構築しようとするフロイトの姿を認めることとなる。続く第二節では, このようなフロイトの姿を『ヒステリー研究』における抑圧理論との関連から

  • 「人新世(アントロポセン)」における人間とはどのような存在ですか?

    新たな地質年代 いまから46億年前、太陽から3番目の位置に岩石質の惑星が誕生した。後に地球と名づけられるこの惑星は、月の形成や地軸の傾き、生命の誕生と多様化など、さまざまな紆余曲折を経て現在にいたる。紆余曲折の一端は、地球に堆積した地層のなかに痕跡として残されている。 地層のできた順序を研究する学問は層序学と呼ばれる。地質学の一部門である。その層序学によると、もっとも大きな地質年代区分は「代」(古生代、中生代、新生代など)で、それが「紀」(白亜紀、第四紀など)に分かれ、さらに「世」(更新世、完新世など)に分かれる。現在は1万1700年前に始まった新生代第四紀完新世の時代である、というのがこれまでの定説だった[fig.1]。 fig.1──地質年代(作成=Masaqui) それが現在、すでに完新世は終わっており、新たな地質年代に突入しているとする学説が真剣に検討されている。新たな地質年代の名

    「人新世(アントロポセン)」における人間とはどのような存在ですか?