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ブックマーク / sakstyle.hatenadiary.jp (31)

  • 井奥陽子『近代美学入門』 - logical cypher scape2

    タイトル通り、近代の美学についての入門書なのだが、とても良いだった。 「芸術」「芸術家」「美」「崇高」「ピクチャレスク」という概念ごとに章立てした5章構成のとなっているが、これらの概念は全て近代に成立した概念である。 「崇高」と「ピクチャレスク」はあまり一般的には馴染みのない言葉だろうが、「芸術」「芸術家」「美」といった、現在の我々にとってはわりとあって当たり前の概念が、歴史的にはそれほど古くない概念であることを示している。 常識だと思っていることを相対化して捉え直すことを目指していて、おおよそどの章も、古代ではどうだったか、近代でどのように成立していったのか、そして、現代的な論点についてどのように考えられるか、という構成をしている。 なので、確かに「近代の美学」についてのではあるのだが、美学一般の入門書という位置づけで読んでしまってよいと思う。 新書レベルの読みやすさ・分かりやすさ

    井奥陽子『近代美学入門』 - logical cypher scape2
    yaoki_dokidoki
    yaoki_dokidoki 2023/11/14
    読みたい。注文した。、
  • 石岡良治『視覚文化「超」講義』 - logical cypher scape2

    「アート/エンタメ」あるいは「サブカル/オタク」という軸を取っ払って、現代(視覚)文化について取りかかる切り口を講義する。 このあたりは、Loading...でも、以下のように紹介されていて、読んでいてその通りだなと思った。 長々と歴史が語れられているではないんです。むしろ、文化に詳しい人にとっても、文化に疎い人にとっても、不思議なことにこの両極の人々に等しく、おそらく書の案内は「物足りない」ものになります。 (...) 大学の先生が開陳する薀蓄の数々。そのひとつひとつが先生が学んできた膨大な知識のうちの氷山の一角に過ぎないことはわかりつつ、先生が何を言いたいのかまではわからない。何を言いたいのかはわからないけれど、こぼれ話が面白いし、どうやら先生が紹介したい作品も面白そうだなあ…という、つまみいの楽しさみたいなものを味わえる授業がたまにありました。書の魅力はそういうタイプのもの

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  • ラブライブ!μ's→NEXT LoveLive!2014 〜ENDLESS PARADE〜 - logical cypher scape2

    2日目にライブビューイングで参加してきた。 前回は1人参加だったが、今回はラブライバーの友人や後輩と一緒に参加。 座席位置は、ちょうど真ん中の通路のすぐ後ろの列で、かつ横の通路側だったので、あまり周囲の人を気にせずにすむ位置でよかったw 以下、セトリにそって感想など書いていこうかと思うけど、 今回のライブの主要な感想としては、BiBiマジBiBi、に尽きるというか BiBiが当に素晴らしかったと思います。衣装とか衣装とか衣装とか! あと、そらまる先生がかわいかった ノーブラの振り付けを一緒にやるのも楽しかった まず一番最初に各キャラクターが紹介されていくのだけど、おそらくAR的なものによって、客席の中からキャラクターが現れるという演出から始まった。 そして、キャストの登場。うっちーを見た瞬間に、「おお」ってなった。ことりを完全再現していたのだった。 元々、μ'sメンバーはキャラに寄せた格

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  • ロバート・ステッカー『分析美学入門』 - logical cypher scape2

    その名の通り、美学の入門書であり、複数のトピックについて基的な議論が紹介され、各章末には練習問題と参考文献が付されている。 また訳注も充実しており、時に、いわゆる分析哲学における議論の進め方についての一般的な解説とでもいうべきようなものまで書かれている。 あと、表紙のデザインがよい。 ちなみに原題は、Aesthetics and the Philosophy of Art: an Introductionであり、分析美学の名はない。「現代英語圏における美学と芸術の哲学」といった方がよりよいのかもしれない(とはいえ、近年では非英語圏でもこのスタイルでの研究があるということで、この言い方も正確ではない)。 さて、美学と芸術の哲学ということで、書も二部構成となっていて、一部が美学、二部が芸術哲学となっている。 Ch.1 はじめに 第1部 美学 Ch.2 環境美学――自然の美 Ch.3 〈美的

    ロバート・ステッカー『分析美学入門』 - logical cypher scape2
    yaoki_dokidoki
    yaoki_dokidoki 2013/12/03
    これをガイドに読めばいいか。
  • 第17回感想 - logical cypher scape2

    『invert vol.1』 平均年齢19歳の超若手批評系サークルが文フリデビュー、ということでよいのだろうか。 特集は「若者と社会」 1目、神山和人の評論。清涼院流水とAKB48を取り上げて、断片化されない「私」について論じている。ざっと読んだ印象にすぎないけど、流水論もAKB論も目新しい感じはせず、最後の論となるべき部分も短いので、「え、当にその結論でいいの」となる。 2目、高光のエッセイと評論のあいだのような文。筆者が見かけた学生自治の話とかから、社会について論じている感じ? 3目、伊丹空互の評論。園子温の90年代初頭の活動、東京ガガガの紹介から始まり、最近のクラブ・風営法問題を取り上げながら、カウンターカルチャーとしてのサブカルチャーを論じるというもの。悪くはない。悪くはないと思うんだけど…… 4目は、なんか女子大生が自分の父親に向けて、社会学か何かの授業で出された宿題

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    yaoki_dokidoki
    yaoki_dokidoki 2013/11/09
    楽しんでいただけたらしいw
  • 名古屋哲学フォーラム2013秋「美を語る資格があるのは誰だ? 心理学(脳神経美学) vs 科学哲学 vs 分析美学」 - logical cypher scape2

    日時: 2013年9月14日(土曜日)午後1時半より 会場: 南山大学名古屋キャンパスR棟R32教室 行ってきました。 名古屋は2度目。とはいえ、1度目は、他のところへの旅行の途中で立ち寄って名古屋駅の近くで昼べただけ。今回も、南山大学直行して、またすぐ帰るみたいな感じで、全然名古屋観光とかしてませんがw 地下鉄名古屋大学駅が、当に名古屋大学ど真ん中みたいなところにあるのにびっくりした*1。で、名古屋大から坂を登ったところに、南山大がある。歩いて10分かからないくらいのところで、この2つの大学がこんな近くにあるというのも知らなかった。 名古屋哲学フォーラム2013実況・感想など - Togetter 当日の実況の様子など、kasuhoさんがとぅぎゃってくれています。 ってなわけで、以下大雑把ながらどんなんだったか要約したり、感想だったり あくまでも僕がメモったものからの要約なので、誤

    名古屋哲学フォーラム2013秋「美を語る資格があるのは誰だ? 心理学(脳神経美学) vs 科学哲学 vs 分析美学」 - logical cypher scape2
    yaoki_dokidoki
    yaoki_dokidoki 2013/09/16
    知覚できない美ってなんだろう。「センチメンタル・バリュー」
  • スティーブン・ピンカー『心の仕組み』 - logical cypher scape2

    ちくま学芸文庫になったのでそっちの方で読んだ。 心の科学についてまとまって読める。 すなわち、認知科学(心の演算理論)と進化生物学(自然淘汰による進化論)が合体した進化心理学による、心の説明である。 心は進化によってデザインされた演算装置であるというのを筋として、多くの研究を紹介している。だから、ピンカー自身の研究について書かれているというのではなく、心の科学に関する様々な分野の研究が次々と出てくる。もちろん、心理学が中心ではあるが、人類学などもよく出てくる。そういう意味で、教科書的なともいえる。 また、このはいわゆる「左翼」からの反論を想定していて、人間の心はタブラ・ラサで経験によって(社会や文化に相対的に)形成されるものだという考えへの反駁と、科学的判断と倫理的判断は分けて行うようにという注意を再三している。例えば、男性は女性に対してレイプなどの暴力をふるいやすい傾向があるというの

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    yaoki_dokidoki
    yaoki_dokidoki 2013/09/01
    読みたいなコレは。
  • 限界研編『ポストヒューマニティーズ――伊藤計劃以後のSF』 - logical cypher scape2

    店頭に並ぶのは25日からの予定ですが、見が届きました! というわけで今日は宣伝記事 こちらのに、瀬名秀明「希望」論を書かせていただきましたので、是非皆さん読んでみて、よければお買い上げお願いしますw 概要 現代日SFをめぐる評論集 タイトルにある伊藤計劃だけでなく、宮内悠介や長谷敏司、飛浩隆、円城塔などを論じた、いわゆるSF小説の作品論を中心にしつつ、アニメや映画について論じたものや、SFミステリ、ネット小説といった近隣ジャンルの小説について論じたものもあり、SFど真ん中じゃない人にも興味を持って読んでもらえるものが何かしらあるかと 個人的にお薦めなのは、冒頭の岡和田晃「「伊藤計劃以後」と「継承」の問題」と末尾の飯田一史「ネット小説論――あたらしいファンタジーとしての、あたらしメディアとしての」の2編。 岡和田論は、現在のいわゆる「伊藤計劃バブル」に対して疑義を呈して、伊藤計劃の問題

    限界研編『ポストヒューマニティーズ――伊藤計劃以後のSF』 - logical cypher scape2
    yaoki_dokidoki
    yaoki_dokidoki 2013/07/21
    SFなんてやっぱりわからないけど、キーワード集は気になる
  • 鈴木健『なめらかな社会とその敵』 - logical cypher scape2

    鈴木健がいよいよPICSYについて単著を出したということで、結構楽しみにしていたのだけど 実際読む段になってみて、なんだかあまりはまれなかった。 元々、鈴木健については06年のisedで知ってたんだけど、それから7年たって自分の方がこういうものへの興味関心が薄れたのかもしれない、と思った。 isedでは白田秀彰が鈴木健のことを「宗教家」と称していたけど、まあ何となくそういう感じも受けないこともない感じだったけど、どっちかというとむしろSFっぽい感じだったかなー 胃の集合知とかいう話していて、分人民主主義で腸内細菌についても考えていたり、自然現象そのもの計算素子として使えるみたいな話とか、なんかポストヒューマンSFっぽい。 PICSYとか分人民主主義とか、補完的に、部分的に使われるのなら使える場所もあるかなという気もしたし、これっていいかもっていうアイデアもあったけど、近代の代替として全面化

    鈴木健『なめらかな社会とその敵』 - logical cypher scape2
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    yaoki_dokidoki 2013/06/23
    こういうほんなのか。プリンの話ではないのね
  • 岡ノ谷一夫『小鳥の歌からヒトの言葉へ』 - logical cypher scape2

    2010年にこれの新版が出ているのだけど、それに気付いていなかったのと、図書館に置いてなかったのから、2003年に出た旧版の方を読んだ。 筆者のジュウシマツ研究についてまとめられている。 内容も面白かったけれど、事細かに、この実験は学部4年の誰それが行われたとか、この研究は修士2年の誰それが行ったとかが書いてあるのが印象に残った。理系の研究室というのが実際にどういうふうにやっているのか知らないけれど、これを読むと、岡ノ谷研の大きなプログラムとしてジュウシマツのさえずりについての研究があって、各学生や研究員がそれの部分部分に取り組んでいく感じなのかなあと思った。誰それのアイデアがなければこの研究は進まなかった的な言及だけでなく、誰それはこの大変な実験をやりとげたとか、立派な卒論を書き上げた的な言及のされ方があるのが面白い。 1 小鳥の歌とヒトの言葉 導入的な話 小鳥の鳴き声には「地鳴き」と「

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  • μ's 3rd Anniversary LoveLive! - logical cypher scape2

    ライブビューイングで見てきました。 一体何から書けばいいのか分からないので、時系列順に書いていきます もとより物販については、無理せず出かけて買えればラッキーくらいのスタンスなんですが、8時に起きてtwitter見たら既に完売という話だったので見送り*1。 で、夕方になってライブビューイング会場へ。府中のTOHOシネマズでした。席は一番後ろでしたが、スクリーンとの距離はほどよい感じで、また通路側だったのもよかったです*2 ライブビューイングというものが初めてだったので、まずそれについて思ったことあれこれ 一番戸惑ったのは、コールすると自分の声が聞こえることw 当たり前だけど、音量的には会場には敵わないわけで まああと、細々としたことを言えば、スイッチャー遅いよ、カメラそこじゃないよみたいなところ度々あったけど、会場では見れないであろう大画面でのアップが見れるのはよかったです。 まあ、ライブ

    μ's 3rd Anniversary LoveLive! - logical cypher scape2
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    yaoki_dokidoki 2013/06/23
    シノハラさんはラブライブ楽しんでるなぁ
  • 藤井大洋『ジーン・マッパー』 - logical cypher scape2

    電子書籍で個人出版したものとして話題の書だけど、電子書籍版は未読だし、そのあたりの経緯もあまり知らないで読んだ。 遺伝子設計技術で開発されたイネの農場で「汚染」が発生、そのイネの遺伝子デザイナー(ジーン・マッパー)が原因究明を依頼される。 よくできたエンタメとして楽しく読める。 謎解きのプロットが縦軸としてすっとあって。主人公が謎の解決を依頼され、協力者をまず探し出す。で、この協力者が実は超すごい人で、途中は協力者がホームズ、主人公がワトソン的な感じで進行しつつも、でも最後は主人公がきっちり決める。また、少数精鋭のチームで動いているんだけど、その中のすごいいい人が、しかしどうも怪しい、とか。 それに加えて、拡張現実や遺伝子設計技術といったガジェットが未来社会を彩る。 以前読んだ短編が、同じ世界を舞台にしていた*1のだが、検索クラウドの修復機構の暴走によって人類がインターネットから「追放」

    藤井大洋『ジーン・マッパー』 - logical cypher scape2
  • 超文フリ・超会議 - logical cypher scape2

    少し遅れましたが、お疲れ様でした 筑波批評・フミカのブースにお立ち寄りいただいたみなさん、ありがとうございます。 まあ、正直、普段より売れませんでしたがw それでも幕張まで買いに来てくれた人もいるのだと思うとうれしいです。 さて、筑波批評の方はまだ買えますので、詳しくは超文フリお疲れ様でした&通販について - 筑波批評社をどうぞ。 超文フリの感想は、幕張メッセ広っ 超会議の感想 あっちではステージ使ってカラオケやってて、こっちには戦車が置いてあってみたいな空間 とはいえ、あんまり大して見てまわってないので、特にそんなにレポートすることもなく 昼は、かぼちゃとにしんのパイをべた。他のフードに比べて明らかに不人気だったけど、美味しかった。 あとは、アイマスライブ、というかアニソンフェス。トリがアイマスだった。 アニソンフェスを全部見ると大変なので、後ろでも構わないからアイマスの時だけ見ようか

    超文フリ・超会議 - logical cypher scape2
    yaoki_dokidoki
    yaoki_dokidoki 2013/05/04
    毎度毎度シノハラさんのこういうの書く速度には関心するわ
  • 山口尚『クオリアの哲学と知識論証』 - logical cypher scape2

    これぞ分析哲学だよねーという感じので、非常に面白い。 後半は結構議論が難しくなってくるが、それでも議論が追いやすくなるように作られているので基的には分かりやすいと思う。 もっとも、心の哲学全く知らないとなると多少つらいかもしれない。 注釈がいい(後述) サブタイトルは、メアリーが知ったこと。 オーストラリアの哲学者、フランク・ジャクソンが提唱した「メアリーの部屋」という思考実験ないしそれを元にした知識論証を巡って書かれたである。 第1章と第2章では、知識論証の論争史がまとめられ 第3章から第5章では、知識論証に対する応答のうち、筆者とは立場を異にするものを紹介・批判され、 第6章から第8章では、筆者と立場を同じくする論が紹介され、筆者の立場・主張が展開される。 第9章は、結語で、筆者の主張に対する補足。 「メアリーの部屋」というのは、以下のようなものである。 物理(学)的に全知な*1

    山口尚『クオリアの哲学と知識論証』 - logical cypher scape2
    yaoki_dokidoki
    yaoki_dokidoki 2013/01/05
    第3章のとこまで読んだ
  • 第15回文フリ感想 - logical cypher scape2

    買って読んだの感想をさくさくとしていきます。 アーカイブ騎士団『アーカイブ騎士団004ロボット小説集』 今回、一番楽しみにしていてそして期待にたがわぬ面白さでした 高田敦史「形而上学刑事 ロボットの同一性」は、参考文献にアシモフのロボット小説が複数あげられており、作中でもロボット三原則が出てくることからも分かるように、アシモフ的なロボットSFミステリ小説となっている。 ロボットが自ら爆発するという事件が起きるのだが、これはロボット三原則第三条に違反しており、来不可能。それを可能にしたトリックとは一体何なのか。ということになるわけだが、そこで使われているトリックが、哲学の論証ということになる。 なんと、31世紀の未来では、様々な技術が発達した結果、悪とか同一性とか存在とかいった概念が揺さぶられるようになり、形而上学の重要性が高まり、形而上学刑事という職種まで生まれているのだ! サイトウと

    第15回文フリ感想 - logical cypher scape2
    yaoki_dokidoki
    yaoki_dokidoki 2012/11/24
    『アーカイブ騎士団』『UTAU CRITIQUE』『Sui sui』『ロウドウジン』『aBre』『キェルケゴールのこどもたち』
  • 11/18文フリの告知 - logical cypher scape2

    今度の文学フリマにて、フミカレコーズより音楽系批評同人誌『フミカ』を発行します! 目次 VOCALOID UTAU曲クロスレビュー(やおき、ja_bra_af_cu、かじもとさん、まげ=えりくさ、シノハラユウキ) 文学フリマ音楽同人誌クロスレビュー(ja_bra_af_cu、やおき) ワークブック Drum'n'Words(やおき、uccelli) ボカロUTAUクロスレビューは、5人にレビュアーが2曲ずつ曲を選んで計10曲についてクロスレビューしたもので どんな曲を選んだかとかは、こちらのtogetterまとめをどうぞ。事前に曲を聞いてもらえると、より楽しめるかと思うので是非 同人誌クロスレビューは、前回の文フリで発行された同人誌の中で音楽系の記事があったものを全部レビューしたもの。 Drum'n'Wordsは、歌詞の繰り返し(韻)についてと、擬音語について、読者へ課題を提示しながら、

    yaoki_dokidoki
    yaoki_dokidoki 2012/11/11
    「好きな音楽作品について批評とかしてみたいんだけど、音楽を批評するってやったことないしどうすればいいか分からないし、ちょっとみんなでやってみようか、みたいな感じで声をかけて作った。」
  • 『ボカロクリティークvol.04』 - logical cypher scape2

    これまでの感想はこちら 『ボカロクリティークvol.01』 - logical cypher scape 『ボカロクリティークvol.02』 - logical cypher scape 第14回感想その2 - logical cypher scape 今回の表紙は、これはIAさんですか VOCALOID3って全然知らないんだよなーいかんなー 各記事の1ページ目のハシラの部分に、VOCALO CRITIQUEって入ってるのがかっこいい っていうか、このタイトルのフォントがよくて、このフォントが決まった時点で、デザイン的に勝利だよなって思ったりしたw 初音ミク=ミーム生命体論 Kayashin ミク愛がこれでもかと綴られているエッセーで、どう相対すればいいか迷うんだがw マジレスすると、初音ミクは生きてないと思うが、それは別に否定的な意味ではなくて、自分としては、初音ミクとかキャラクターとか

    『ボカロクリティークvol.04』 - logical cypher scape2
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    yaoki_dokidoki 2012/09/04
    書いていただいていた
  • 小田部胤久『西洋美学史』 - logical cypher scape2

    @tieckP、@nix_in_desrtis、@ja_bra_af_cuのお三方と一緒に、読書会をしました。 さらっと流し読みもできるけど、しっかり読もうとすると省略とか飛躍があって難しいというか、そういうところも含めて概説なのだと思う。 ここらへんの話題面白いなーというのと、全然ピンとこない話題と色々あった。 以下、まとめは読書会まとめを参照のこと! 第一章 知識と芸術――プラトン 第二章 芸術と真理――アリストテレス 第三章 内的形相――プロティノス 『西洋美学史』twitter読書会 はじめに~3章 - Togetter 第四章 期待と記憶――アウグスティヌス 第五章 制作と創造――トマス・アクィナス 『西洋美学史』twitter読書会 4章~5章 - Togetter 『西洋美学史』twitter読書会 - Interlude I - - Togetter 第六章 含蓄のある表

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    yaoki_dokidoki 2012/09/04
    ありがたいありがたい
  • 総検索社会と外延化するアイデンティティ - logical cypher scape2

    なんだ、このものものしいタイトルは。 マイミクのせりなさんのmixi日記にて、「防犯で小学生に携帯電話を持たせるか否か」という話をしていた。 この日記のスタンスは、それに対して肯定でも否定でもなくて、むしろ「それって大した問題じゃないよね」というような雰囲気。 案外、その手の問題への対処法として、そういうゆるっとした態度は正しいのかもしれない。 そもそも問題が過剰化してしまっている傾向もあるので、「問題がある」という態度そのものをキャンセルしてしまうことが、必要なのかもしれない。 しかし、何というかこういう文体で文章を書いてしまっている自分にとって、それを実践するのは難しいので、ここではまた別の話。 その日記に対して、「総検索社会にどういう態度をとるか」というコメントを寄せた。 総検索社会というのは多分僕の造語ですが、東浩紀や鈴木謙介なら監視社会2.0っていうかもしれない。 ありとあらゆる

    yaoki_dokidoki
    yaoki_dokidoki 2012/07/22
    外延化(be denoted)について調べていたらシノハラさんのブログが出てきた。6年前の今頃か。
  • 沙野カモメ特集 - logical cypher scape2

    最近、沙野カモメさんの音楽にはまってます。 特に最近出た、『Re:kamome sano』というアルバムがよくて、紹介したくなりました。 こちら、タイトルから分かるかも知れませんが、実は既に発表された曲のRemix集になってます。しかし、このRemixがすごい。 宇宙人になる というわけで、しょっぱなから一番いい曲 上が原曲 下がRemix Remixはもう説明不要のやばさ。冒頭から超かっこいいし、展開の緩急もすごい。それでいて、このノイジーに加工されたテトの声が叙情的で。7:50あたりからのソロは泣ける 願い事 一番上はプロトタイプ。カモメさんは、メロディがよくてシンプルな状態でも十分聞かせるってのが分かります。でも、Remixでそれがさらにパワーアップされている。テトというのは、まさに歌う楽器なんだなーと。5:50前後から二つのパートが重なり合って聞こえてくるあたり聞いてると特に。 サ

    沙野カモメ特集 - logical cypher scape2
    yaoki_dokidoki
    yaoki_dokidoki 2012/05/18
    シノハラさんがオススメされているので、ここんところチェックしてる。これも買った。