本書は、神戸大学大学院経営学研究科の三品教授と株式会社NTTデータ代表取締役副社長執行役員の山口氏が、企業成長における本質要因を解明し、データを価値に転換する者が生き残る「エコノミー・オブ・ウィズダム」時代の戦略の真髄を豊かな展望と洞察のもとに描き出した一冊です。 三品教授からは、「第四次産業革命」について冷静に捉え直し、産業革命を例に、それが戦略と不可分の関係にあることを明示し、これを受けて山口氏は、デジタルが創り出す仕組みとデータを活用するウィズダムを合わせ持ち、新たなテクノロジーをいかにビジネスに適用していくべきかを示しています。 何が企業盛衰を決めるのか、近い将来における経済を動かす新たな原理と、それに伴う第四次産業革命の展望を俯瞰し、企業がデジタル技術を活用して新しい価値をどのように提供していくべきかを考えていくうえで大変参考になります。 本書は5章で構成されており、前半の2章が
![書籍 デジタルエコノミーと経営の未来(Economy of Wisdom)/三品 和広、山口 重樹(著) | 「最高のゴール」を目指して!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ba64181ea4c76b51478d1b6539cb158ac52ae129/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Faty800.com%2Fhighest-goal%2F.assets%2Fthumbnail%2F20191011economy-of-wisdom-1200wi.jpg)