国内電機7社の2024年度(2025年3月期)第1四半期決算が出揃いましたので、今回は日立製作所と三菱電機の概要を整理します。 日立製作所は、DX/GX市場を捉えた売上成長と収益性の改善により3セクターでは増収増益となりましたが、全体では日立Astemoの再編影響(売上収益 △4,941億円)で減収増益となりました。 三菱電機は、為替円安影響に加え、インフラの増などにより売上収益は過去最高を更新し、営業利益は、FAシステムの規模減や素材などの調達コスト上昇影響により、前年並みの水準となりました。 日立製作所 日立の2024年度第1四半期(2024年4~6月)連結業績 日立は、DX/GX市場を捉えた売上成長と収益性の改善により3セクター(デジタルシステム & サービス、グリーンエナジー & モビリティ、コネクティブ インダストリーズ)では増収増益となりましたが、全体では日立Astemoの再編