京都大の吉田寮を巡っては、大学執行部と寮生側の不信が障壁となってきた。川添信介理事・副学長はこの日の会見でも、歴代執行部が重ねてきた寮生との合意事項について「多数の寮生から圧力をかけられた団交形式で、副学長らがサインさせられた」と、引き継がないことを表明した。一方で昨年の話し合いで寮生たちを「恫喝(どうかつ)」した件は「反省を強めの言葉で求めるのは当然」と強調。話し合いのあり方を巡るちぐはぐな言動は、信頼醸成の難しさを印象づけた。 川添理事は昨年7月、団交形式とは異なる少人数での寮生との話し合いで、「けしからん」と声を荒らげ「恫喝と取っていい」と発言していた。この点について「配慮するべきだったが、なぜそう言われたのか理解してほしい」と話した。 その後、ハラスメント問題に対する自覚を問われると職員が割って入り、「(川添理事は)声が大きかったことについては謝罪している」と「助け船」を出される場
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