――セガの旧AM2研で多くのアーケードゲームを手がけられた片桐さんに『アウトラン』のお話をお聞きするというのは、感慨深いですね。 片桐さん僕は『インベーダーゲーム』のころからゲーセンに入り浸りでしたね。そこからアーケードゲームとPCゲームを遊んでいて、家庭用ゲーム機はファミコンを『ゼビウス』から、メガドライブは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』あたりから遊びましたね。 ――メガドライブは『ソニック』からというのはけっこう意外ですね。ちょっと後からだったんですね。 片桐さんですね。スーパーファミコンはローンチタイトルの『F-ZERO』からプレイしてましたね。やっぱりゲームセンターがメインで、スコアラーもしていたぐらいにヘビーに遊んでましたから。“アーケードゲームは1周ワンコインクリアーできるようになってからが本番”っていう人でした(笑)。 常連さんどんなゲームが好きだったんです? 『アウトラン』