This domain may be for sale!
ユーザー企業にとってクラウドは、IBMのPureSystemsと同様に、「運用不要」で利用できる“システム”だ。クラウド事業者がユーザー企業に代わって、ハードやソフトを運用している。 クラウドの中には、人手に頼った運用を行っている事業者もあれば、独自のソフトを開発することによって、アプリケーションの性能調整や可用性向上を自律化している事業者もある。ユーザーから見ればどちらもサービスであり、違いはない。例えば、仮想マシンの再起動を人手でやろうが、自動でやろうが、結果は同じだ。 ただし、ソフトを駆使して自動化、自律化を進めたほうが、サービス料金は安価になり、アプリケーションに性能問題などが発生した場合の対応は早くなる。 ソフトによる自律化を実現しているクラウドの代表格が、IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)大手の「Amazon Web Services(AWS)」だ。AWSは
雲屋、クリエーションライン、ライトスケール・ジャパンの3社は2011年6月23日、「CloudStackとRightScaleが拓く次世代クラウド基盤の世界」と題したセミナーを開催した。前編「CloudStackを導入したZyngaの事例と北米クラウド最新動向」では、北米のクラウドコンピューティング最新事情をはじめ、CloudStackの導入事例を紹介した。後編ではRightScaleの機能とRightScaleによるクラウドマネジメントの考え方を紹介する。 IaaSのコントローラー、RightScale最大の特徴「サーバテンプレート」 米RightScaleが開発したRightScaleは、さまざまなIaaS(Infrastructure as a Services)を管理するクラウド運用管理製品である。主に、マルチクラウド管理(クラウド間ポータビリティの実現)やサーバの迅速な構築、運用
さまざまなクラウドサービスを連携させ、統合したコンピューターリソースとして扱えるクラウド管理ツールの真打ちともいえる米ライトスケールがいよいよ日本法人を設立した。アマゾン データサービス ジャパン内の展示ブースで説明を聞いた。 Amazon EC2で使われるマルチクラウドの管理サービス 「RightScale」はマルチクラウド対応の管理サービスで、クラウドサービスが外部に提供しているAPIを外部からコントロールすることで運用の自動化を行なうもの。米ライトスケールが商用サービスとして提供しており、全世界ですでに約250万台の稼働実績があるという。 アマゾンデータサービシズ(AWS)のAmazon EC2とペアで用いられるのが一般的だが、米国のクラウド大手であるラックスペースやマイクロソフトのWindows Azure、オープンソースのクラウド基盤であるEucalyptusのクラウドもすべて単
「AWS専用」じゃない! RightScaleの実力:RightScaleでクラウドを運用管理!(1)(1/3 ページ) RightScaleは、Amazon EC2などのIaaS (Infrastructure as a Services)型サービスを対象に、システムの設計、アプリケーションの展開、サーバの管理を自動化するためのクラウド管理サービスだ。クラウドサービスはシステムの投入や拡張が容易に行えるのがメリットだが、実際には設定にそれなりの工数が掛かる場面も多い。こうした作業を省力化するとともに、システムの運用状況を監視し、対応するためのプラットフォームとしての役割も果たす。このサービスの仕組みや活用方法を解説する 1. RightScaleとは何か RightScaleは、Amazon Web ServicesやRackspaceなどのいわゆるIaaS (Infrastructur
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く