米10年債利回りは現在0.51%台。前日につけた5カ月ぶり低水準の0.50%台からは小幅に切り返したものの、歴史的低水準での推移が続いている。ドルは朝方の取引で105.59円まで下落した。 リフィニティブのデータによると、日米10年国債の利回り格差は前日、1977年以来43年ぶり水準まで低下した。2年債の金利差も2013年以来7年ぶり低水準にある。 市場では「日米間の名目金利差が歴史的低水準まで縮小する中、(日本発の)証券・直接投資を継続的に期待するのは難しい。場合によっては来年前半にも100円割れの可能性が高まってきた」(JPモルガン・チェース銀行)との声が出ていた。
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