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ブックマーク / www.nurs.or.jp/~sug (2)

  • ポインタ虎の巻~多次元配列の実現

    面白いことに、p == *p である。これはポインタが指す対象が配列でありポインタではないから、間接参照が生成されないのである(逆に言えばポインタの場合には、*p が間接参照をして、p != *p になる)。 上の表の結果と、二次元配列のシンボル x は、実質上一次元配列であることから、次のキャストは成功することになる。 int *p = (int *)x; だから次のように書ける。 int x[10][10]; int i; int *p = (int *)x; for( i = 0; i < 100; i++ ) { *p++ = i; } printf( "x[5][5] = %d\n", x[5][5] ); これは x が実質上一次元のポインタであることを示している。 この事情は関数引数の場合も同様である。二次元配列とポインタは混同されず、しかし int (*p)[10] とは一

  • ポインタ虎の巻

    ポインタ虎の巻 初級篇~ポインタはなぜ難しいか? C言語を学ぶ上で、ほとんどの人が引っかかり、往々にCの勉強を放棄するきっかけとなるのがポインタである。しかし、ポインタはC言語という特定のプログラム言語だけではなく、コンピュータというものを理解する上で、必要不可欠な重要な機能である。C言語参考書では、ポインタを解説する上で「箱」のモデルを使って解説することが多いが、この虎の巻では、より突っ込んだ具体的な動作を解説することでポインタというものの質を解明して見ようと思う。参考書ではC言語の抽象レベルの上で解説がされるのが通例だが、虎の巻では単純化されたアセンブリ命令を使って具体的に解説する。 初級篇目次 変数とは何か? 疑似アセンブリの定義 文字列の処理 アドレスの取得 ポインタの型 関数呼び出しの手法 構造体とポインタ リスト構造 NEW 二進木 NEW 中級篇~ポインタの高度な技 ポイン

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