前回記事で、「検索における課題」として5つのポイントをまとめた。これらについて検索パターンを設計する際に発生するステップ (プロセス) をもとに、求められる要素や検索パターン事例と合わせて解説する。 プロセスは次の6つで構成される。それぞれにおいてどういうことが必要になってくるのかを見ていく。 User(ユーザー) Query(要求) Search Interface(検索画面) Search Engine(検索エンジン) Content(コンテンツ) Results(結果) ユーザーを特定する 検索に限らず、利用者にはさまざまな種類がある。それらは別の価値観で行動し、違う目的を持つことになるため、それらを整理し価値観を見定めることが重要になる。 では実際に、それらをどのように整理するかという点において「ペルソナ/シナリオ手法」が役立つ。これは単純な大多数を示す平均的なユーザー像ではなく、