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  • 中尾彬・池波志乃夫妻に“需要増”のワケは「大人の余裕」と「子どもがいないモデルケース」

    『終活夫婦』(講談社) おしどり夫婦として知られる俳優・中尾彬と、で女優・池波志乃夫。このほど両者の著書『終活夫婦』(講談社)を刊行したが、このところ需要を増やしているのは、どういった部分なのか? 子どもがいないこともあり、すでに“終活”の一環として中尾の趣味の絵画などの私物を次々と処分し始めているという池波。13日に行われたトークショーでは、中尾のトレードマークであるねじりネクタイを「200くらい(に)捨てられた」と証言した。 今年で結婚生活40周年という2人だが、いまだに定期的にトーク番組などバラエティはもちろん、旅番組やドキュメンタリーなど多ジャンルの仕事をこなしている。それだけ、オファーが絶えないのはナゼなのか。出版関係者は「日における高齢化が大きく影響している」と話す。 「男女ともに寿命が延びる中、子どもも減っている。その中で、お子さんがいない2人の夫婦生活は今、下の世

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  • ありきたりな“町おこし”では地方がダメになる?担当者も困惑の「町おこしイベント」が乱立する理由

    イメージ画像 いま日の各地で「地方創生」が注目を浴びている。だが、まだ大きな成功例はあまり耳にしない。「まちおこし」の枠を超えて地域経済を根から立て直すような事例は、どうしたら生まれるのだろうか? 企画では、栃木県小山市にある白鴎大学で、都市戦略論やソーシャルデザイン、地域振興を中心とした研究を行う小笠原伸氏と、各地方が抱える問題の根幹には何があるのかを考えていく。第1回目となる今回は、「地方創生」というキーワードに振り回されて当事者含め多くの人が困惑している現状を掘り下げた。 ◇ ◇ ◇ ――2010年代に入ってから、法制度も整備されて「地方創生」が課題となっています。地方を活性化するための理念を定め、各自治体が目標に向かって取り組むことが求められていますが、まだその成功例を見聞きする機会はあまりないように感じます。小笠原先生は、都市論の研究者として、数多くの「地方創生」の事例や現

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  • 巨人軍・清武球団代表”クーデター会見”文科省で開催のしたたかさ

    11日、プロ野球・読売ジャイアンツの清武英利球団代表兼ゼネラルマネージャー(GM)が文部科学省で緊急記者会見を開き、”ナベツネ”こと渡邉恒雄球団会長・読売新聞グループ社代表取締役会長に対して”クーデター”ともいえる内部告発を行った。 清武代表は、来季の球団のコーチ契約について、一軍ヘッドに岡崎郁が内定し、渡邉会長の了承も得ていたにも関わらず、「巨人軍の一軍ヘッドコーチは江川卓氏とし、岡崎郁ヘッドコーチは降格させる。江川氏との交渉も始めている」と渡邉会長に告げられ、契約書締結にも着手していた人事を”鶴の一声”で覆されたとの声明を発表。「コーチや選手との信頼関係を基盤とする球団経営の原則、プロ野球界のルールに関わること。それが守られないのでは、球界で生きる選手、コーチ、監督の基的人権をないがしろにしたといわれかねない」などと告発した。また、この事態によって巨人軍の一軍二軍すべての来季コーチ

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  • 「リスナーがイベントを録音!?」北野誠 突然”無期限謹慎”の裏事情

    2007年時点での『誠のサイキック青年団』 HPより。現在は同HPも「404 Not Found」 となっている。 4月12日、所属する松竹芸能から、突然の「無期限謹慎」処分が発表され、出演番組を降板した北野誠。同プロによれば、「朝日放送ラジオ番組『誠のサイキック青年団』及び関連イベント内の不適切な発言により、関係者の方々に多大なるご迷惑をお掛けし、また聴取者及びイベント参加者に大きな誤解を与えましたこと」(松竹芸能公式HPより)という説明をするのみで、北野がどのような不祥事を起こしたのか、具体的にはわからない。これでは、北野が出演してきた番組の視聴者や彼のファンも納得いかないだろう。 北野が『サイキック青年団』で、これまでにも際どい発言をしてきたことは、多くのファンや業界関係者が知るところだったが、今回も、同番組内での発言が命取りになったようだ。謹慎処分の裏を、芸能プロ関係者が語る。 「

    「リスナーがイベントを録音!?」北野誠 突然”無期限謹慎”の裏事情
  • 劣化版『あらびき』!? 松本人志のTBS深夜番組に吉本も困り顔

    「松人志単独の深夜番組」でありながら、ビックリするほど話題になっていない、TBSの『松見聞録』。 これが昨年10月から、まったく別の内容にリニューアルされていることを知る人は、ますます少ないのではないだろうか。 2008年4月にスタートする前は、やはり「松人志」の名前で大いに期待されたものの、「初回を観てガックリ」という声が多かったこの番組。 というのも、松が”街”にある様々なモノ、コト、ヒトを見聞し、ツッコむというスタイルだったが、フタをあけてみれば、スタッフがカメラをまわし、スタッフが寒いツッコミをするという内容で、松はVTRを観て茶々を入れるのみ。 その後、松が全編ロケをするようになったものの、松の持ち味が活かされた内容にはならず、10月からは「ギャグ数珠つなぎ」として、吉興業の芸人たちがギャグを披露する番組になっている。しかも、出てくる芸人たちは、吉の見慣れた芸人

    劣化版『あらびき』!? 松本人志のTBS深夜番組に吉本も困り顔
  • 進まぬ日本の医療IT化 阻むは医療関係者のウェブ嫌い

    「PHR? EMR? EHR? それって何!?」 なんて、言ってる場合じゃないんですよ、 センセイ!(イラスト=黒田知希) 現在、アメリカで導入が進んでいる医療のソーシャルメディア化。PHRと呼ばれるこのシステムは、医師・患者・患者の家族の3者それぞれに利益をもたらすものだが、日ではまだ導入される気配もない。日の医療界のIT化の現状は惨憺たるもので──。 PHR(Personal Health Record)という言葉をご存じだろうか? ITを使って医療をソーシャルメディア化していこうという試みがいまアメリカで進んでいる。さまざまな病院に保存されている電子カルテや処方箋、それに自分自身が自宅で計測した体脂肪率や血圧、万歩計などの数字をすべて統合してデータベース化し、これを患者や患者の家族も自由に閲覧して、自分自身の健康管理システムを作っていこうという考え方だ。 アメリカは、マイケル・ム

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  • 午後7時台が激変! テレビ誌が書けない春のテレビ大改編裏事情(前編)

    2008年の”リーマン・ショック”以降の経済危機の中、各企業は広告出稿を大幅に減らし、テレビ局は広告収入が激減。09年度末の最終決算では、フジテレビ以外は軒並み赤字を計上すると予測されている。 テレビ朝日が深夜0時台の番組を一挙に終了させて、昨年10月から開始した『お願い!ランキング』に代表されるように、各テレビ局は今、いかに低予算で視聴率が獲れ、スポンサーが付く番組を作るかが至上命題となっている。昨年春、大幅に改編した各局のタイムテーブルが、この春、さらに大激変を遂げる。そこで、各局別に終了する番組と新番組を検証。裏話を交えつつ、前後編の2回で春改編の真相に迫る。今回の改編の”目玉”をある週刊誌記者は次のように明かした。 「大きく変わるのは、日テレビとTBSの月~金、午後7時台。それぞれ大幅に以前より視聴率を下げた日テレの『SUPER SURPRISE』枠、TBSのニュース番組『イブニ

    午後7時台が激変! テレビ誌が書けない春のテレビ大改編裏事情(前編)
  • レコ大最有力候補はYOASOBI『アイドル』で決定も受賞に暗雲の業界事情

    YOASOBI 公式サイトより 2023年も年の瀬が迫ってきたが、毎年この時期に芸能界で注目を集めるのが音楽業界最大の賞レースである『輝く!日レコード大賞』 の行方だ。 「TBSが毎年授賞式を生中継するレコ大は、視聴率も低迷、打ち切りも取り沙汰されましたが、近年は何とか2桁視聴率をキープして持ちこたえている状況です。SEKAI NO OWARIの『Habit』が年間大賞を受賞した昨年は、午後7時からの2部で世帯平均視聴率10.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録しました」(スポーツ紙の芸能担当デスク) “延命”の背景には視聴率以外の要因もあるようだ。 同賞といえば、「日作曲家協会」と「日レコード大賞制定委員会」が主催し、中継を放送しているTBSが後援をしている一方で、かねてから“芸能界のドン”と呼ばれる大手芸能事務所バーニングプロダクションの周防郁雄社長が強い影響力を持つとされ

    レコ大最有力候補はYOASOBI『アイドル』で決定も受賞に暗雲の業界事情
  • 日本レコード大賞、大賞候補からYOASOBI「アイドル」除外で物議…「大人の事情」浮き彫りで権威失墜に拍車

    レコード大賞、大賞候補からYOASOBIアイドル」除外で物議…「大人の事情」浮き彫りで権威失墜に拍車 「アイドル完全生産限定盤)」YOASOBI/SME/©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会 年末恒例の「第65回日レコード大賞」の大賞候補となる優秀作品賞10作品が発表されたが、2023年を代表する大ヒット曲で「ぶっちぎりの大賞最有力」と目されていたYOASOBIの「アイドル」が選ばれなかったことで物議を醸している。「大人の事情では」「裏がありそうで闇が深い」などと指摘され、以前から疑問視されていた賞の権威に影響しそうだ。 4月にリリースされたYOASOBIの「アイドル」は、人気アニメ『推しの子』の主題歌として国内外で大ヒット。10月時点でストリーミング累積再生数が5億回を突破(オリコン史上最速)し、海外では米ビルボードのグローバルチャート「Global 200」(

    日本レコード大賞、大賞候補からYOASOBI「アイドル」除外で物議…「大人の事情」浮き彫りで権威失墜に拍車
  • 「ジャニーズ出ないと視聴率取れない」の神話崩壊…TBS音楽特番が「出演ゼロ」でも“影響なし”の衝撃

    TBSテレビ「CDTV ライブ! ライブ!」番組公式サイト ジャニーズ系アーティストの出演が異例の「ゼロ」となったTBS系音楽特番『CDTVライブ!ライブ!100回記念SP』が9日に放送され、平均世帯視聴率が5.0%、個人視聴率が3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったとことが分かった。ジャニーズの出演があった9月の2時間スペシャルなどと比べて視聴率は大差なく、影響がさほど見られなかったことで業界内に波紋が広がっている。 3時間半にわたって放送された『100回記念SP』は、ジャニーズ不在となった一方、JO1、INI、BE:FIRST、韓国のENHYPENと非ジャニーズの人気ボーイズグループがそろい踏み。そのほか、Kyrie(アイナ・ジ・エンド)、櫻坂46、flumpool、WANIMAらが出演した。 これまで同番組は毎回といっていいほどジャニーズ系アーティストが出演しており、

    「ジャニーズ出ないと視聴率取れない」の神話崩壊…TBS音楽特番が「出演ゼロ」でも“影響なし”の衝撃
  • 天使界隈、くらげメイク…現代文化の“儚さ”と共振する女性アーティスト

    「akumachan †」/Lilniina この春から夏にかけて、Awichを中心とした「Bad Bitch美学」関連の盛り上がりが注目を集めている。 新たな局面を迎えたように見えるヒップホップ・フェミニズムの動きとその功績については今後冷静な振り返りが求められるだろうが、一方で、同時期にオルタナティブなラップシーン周辺においても女性アーティストを中心に注目すべき動向が見られたことは触れておいて然るべきだろう。 仮に、その動きを“天使”というキーワードで俯瞰してみると露わになるものがあるかもしれない。 もちろん、天使とは“天使界隈”から借用している概念で、今年に入りバズワードとなっているのは周知の通りである。“地雷系”や“水色界隈”とセットで使われる事例が多いが、それらが以前から流通しているタグである一方、“天使界隈”については比較的最近になって認知を拡大しているように思う。 実際、Go

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  • コミュニティーノートは「口汚くないクソリプ」? リベラル系記者から漏れる不満

    TwitterCEOイーロン・マスク氏(写真・GettyImagesより) ツイッターの運営上の混乱に乗じ、メタ(旧フェイスブック)が7月5日に投入したスレッズ(Threads)。開始5日で1億人超の登録者数を集めるなど「ツイッター超えも時間の問題」などと注目を集めた。 しかしそれから10日も経たないうちに、世間の関心は急速に冷え込んでいる。イーロン・マスクは15日、ツイッターの全世界での利用時間が回復していることを投稿。特に利用が長いのは日で、1人あたりでは米国の約3倍にのぼるという。 ツイッターの巻き返しを支えたのは何か。少なくともここ数日の話としては、マスクの投稿前日にリリースされた新機能「コミュニティノート」の盛り上がりが、日ユーザーの利用時間の伸長に貢献しているのかもしれない。 絶妙なリリースは「スレッズ対策」だったのか 「コミュニティノート」は、誤解を招く可能性のある投

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  • 午後7時台が激変! テレビ誌が書けない春のテレビ大改編裏事情(後編)

    ■前編はこちら ウェブメディアの隆盛と生活習慣の変化からパラダイムシフトの時期を迎えたテレビ業界。そんな大幅な予算削減と効率化を強いられる各テレビ局の春改編期を検証する第2弾。今回は6年連続で視聴率3冠の”王者”フジテレビ、低予算バラエティ路線を確立したテレビ朝日、我が道を行くテレビ東京、NHKの改編に肉薄する。 ◆フジテレビ ”胸キュン”をスローガンに掲げるフジテレビは、『ミヤネ屋』(日テレビ系)で全国区に進出し、”関西のみのもんた”として知られる宮根誠司が日曜後10時にニュース番組『Mr.サンデー』をスタート。滝川クリステルとのコンビで、軽妙なしゃべりを生かした新たな”日曜の夜の顔”となる。 また、浜田雅功の日曜後8時『ジャンクSPORTS』が終了し、その枠に土曜後7時の『爆笑レッドカーペット』が移動。土曜後7時には、『人志松の○○な話』が火曜後11時からゴールデンタイムに昇格。『

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  • 原作とは完全別物!? ディープすぎる『聖闘士星矢』派生マンガの世界

    『聖闘士星矢』が実写映画化される――先日、こんなニュースが世間を騒がせました。あらためて紹介するまでもありませんが、『聖闘士星矢(セイントセイヤ)』とは「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1985~90年まで連載されていた、車田正美先生による大ヒットマンガです。 リアルタイムで星矢を読んでいた、僕と同じぐらいの世代の皆さんの中には、30年の時を経て、なぜいま実写化なのか? と思う方も多いかもしれませんが、実は『聖闘士星矢』はスピンオフ作品によって、今もなお大変アツい状況なのです。今回は、そんな『聖闘士星矢』スピンオフマンガの世界をご紹介しましょう。 『聖闘士星矢』はギリシア神話をモチーフとした格闘マンガで、聖闘士(セイント)と呼ばれる少年たちが、星座を冠した聖衣(クロス)という鎧を身にまとって闘います。聖闘士には青銅聖闘士(ブロンズセイント)、白銀聖闘士(シルバーセイント)、黄金聖闘士(ゴール

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  • 「有名雑誌が次々と…」’08休刊雑誌プレイバック

    「月刊プレイボーイ、33年の歴史に終止符」「月刊KING、創刊から2年目で休刊へ」……08年も、出版界はそんな寂しいニュースばかりの一年だった。雑誌市場は96年をピークに縮小を続けており、07年時点ではピーク時の7割程度まで落ち込んでいる。インターネットの台頭、携帯の普及、消費全体の低迷、不況による企業広告の撤退……複数の要因が重なり合った結果として、いくつもの雑誌が悲しい末路を辿ることとなったのだ。 新たな年を迎えて早々に昨年の暗い話題を振り返るのも気が引けるが、ここはひとつ、先に散った同志を悼み、明るい未来を目指す糧としたい。 ●『月刊プレイボーイ』(集英社) 75年の創刊以来、かつては開高健や、最近では佐野真一などの連載を抱え、「オトナの男」の雑誌の草分け的存在だった老舗月刊誌だが、部数下落や広告の減少を理由に、33年の歴史に幕を下ろした。『Z』(エムスリー・パブリッシング)や『zi

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  • 『シン・仮面ライダー』は元ネタ知ってると倍おもしろい! 14個ネタバレ解説

    庵野秀明監督作品『シン・仮面ライダー』公式サイトより ついに公開となった庵野秀明監督による最新作『シン・仮面ライダー』は仮面ライダー生誕50周年を記念した作品だ。 『シン・ゴジラ』、『シン・ウルトラマン』に次ぐシン・シリーズの一としてつくられ、庵野監督はこれでゴジラ・ウルトラ・ライダーと日三大特撮を制覇した! そういうこともあってファンの期待値が最も高まった一だ。筆者も最速の舞台挨拶つきライブビューイングで鑑賞し大変満足したのだが現在、作に関する観客の意見は賛否真っ二つといったところで、筆者の知人界隈でも絶賛の意見があればイマイチという意見も聞かれる。 その理由は『シン・仮面ライダー』が前二作と比較してもかなり“狭い”ところに突き刺さるように作られているからだと思う。 庵野監督は今回のリブートに初代ライダーのオマージュを数えきれないほど詰め込んだ。濃すぎるやつを。それらの「元ネタ」

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  • 「辞めたメンバーは……」AKB48隆盛の裏に卒業メンバーの死屍累々

    人気アイドルグループ・AKB48(以下、AKB)。”48″とはいってもメンバーが48人なわけではなく、姉妹グループSKE48のメンバーを加えれば、現在では総勢100人強の超大所帯だ。その数の多さに比例してか、グループを卒業・脱退するメンバーも非常に多いのが、このグループの特徴。その数は、2005年の結成時から数え、今や40人以上に上る。通常アイドルグループにおいて、”卒業”といえば、”涙のセレモニー”を経て送り出されるのが世の常。現にハロー! プロジェクト(以下、ハロプロ)では、”卒業商法”と揶揄されるほど、記念公演などで卒業が派手に演出される。ところがAKBでは、ひっそりと辞めて行くメンバーが大半なのだ。 「7月末にもメンバーの西川七海(元チーム研究生)が、男性2人と一緒に写ったプリクラ画像が流出し、解雇となりましたが、ファンの間でさえ、『ていうか誰?』という状態でした。そもそもAKBで

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  • DL販売の弊害!? レコード会社が「ベスト盤」を乱発する裏事情

    『LOVE!~THELMA LOVE SONG COLLECTION』 青山テルマ(UNIVERSAL J) 青山テルマの最新アルバム『LOVE! ~THELMA LOVE SONG COLLECTION~』が、2月23日付のオリコン週間アルバムチャートの1位に輝いた。作は、いわば”早すぎるベスト盤”。あの大ヒット曲「そばにいるね feat.Soulja」が1stアルバムに続いて収録されており、「また入ってるのかよ」という声が出ているのも事実だ。 これに限らず、Jポップシーンでは、ベスト盤市場が賑わいを見せている。昨年末に『EXILE BALLAD BEST』を出したEXILEのように、すでにベスト盤を何枚も出しているグループが体裁やテーマを変えて新たなベスト盤を出すことも多い。EXILEの場合、今年3月には、これまでに出したベスト盤3枚を集めた”究極のベスト盤ボックス”を出すそうだ。こ

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  • ネット広告市場が8600億円超えで急成長 鉄槌を振るう電通と博報堂の目論見

    2012年、ネット広告最大手のサイバーエージェントが1411億円の売り上げを計上。ネット広告市場全体でも8600億円を超えるほどに成長している。一方、ネットなどでは「電通・博報堂はネット広告に弱く、今後弱体化する」という見方もなされているが、広告業界を牛耳ってきたこの2社は当に衰退していくのか――? 電通、早期退職100人募集――新年早々、こんなニュースがネット上を賑わせた。ガリバー企業の崩壊の始まりか、構造改革の一手か。多くのメディアがそうした予見を書きなぐったことは、記憶に新しい。 だが電通はこの騒動を尻目に、その翌月の2月に「2012年 日の広告費」を発表。景気後退のあおりを受けつつ、東日大震災の反動増もあり、「総広告費は5兆8913億円で、5年ぶりに前年実績を上回った」と報じ、多くのメディアやエコノミストたちもまた、一転して希望的観測を述べるのであった。しかし、リーマンショッ

    ネット広告市場が8600億円超えで急成長 鉄槌を振るう電通と博報堂の目論見
  • 株価半値のフェイスブック”最強代理店”電通はLINEへ乗り換え!?

    9月1日、アメリカの株式市場「ナスダック」において、投資家たちがため息を漏らした。今年5月の株式公開後ずっと値下がりを続けていたフェイスブック(以下、FB)の株価が19ドルまで下落、ついに公開価格の半値を切ってしまったからだ。 アップルが時価総額で世界一の企業となったように、20世紀末以降のアメリカ経済はIT産業が牽引してきた。多くのIT企業が株式公開し、その後の株価上昇によって莫大な利益が生み出されてきたのである。 「マイクロソフトやグーグルなど著名なIT企業があらかた株式公開してしまった中、9億人が利用する世界最大のSNSという『最後の大物IT企業』。当然投資家たちも大きな期待を寄せ、ヘッジファンドから個人投資家までが、FBの公開株に殺到しました」(証券アナリスト) ところがFBの株価は、上場初日こそ38ドルという公募価格を上回ったものの、その後は連日最安値を更新し続け、わずか4カ月足

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