米国Googleは11月5日、オープンソースの携帯電話向けアプリケーション開発プラットフォーム「Android」を発表し、Androidの開発を33 社のベンダーとともに発足させた「Open Handset Alliance(以下OHA)」の下で行っていくことを明らかにした。 しかしこの動きはLinuxベースのイニシアティブにありがちな、「大手ベンダー vs 新参ベンダー」という業界内の対立に発展する可能性を抱えている。 モバイル業界の“重鎮”とも言えるMicrosoftやApple、Verizon Wireless、AT&TなどはOHAへの参加を表明しておらず、OHAの動きを静観する姿勢を見せている。 Androidのコンポーネントには、OS、アプリケーション開発用API(Application Programming Interface)セット、ミドルウェア・レイヤ、カスタマイズが可能