韓国Samsung Electronicsと米Googleは1月27日、広範な技術およびビジネス特許に関するグローバルなクロスライセンス契約を締結したと発表した。 この契約は、両社が現在保有するものだけでなく、向こう10年間に取得する特許も対象とする。 対象特許の具体的なカテゴリや件数、利用条件などは公表されていない。 Samsungは、GoogleのモバイルOSであるAndroidを搭載するスマートフォンのメーカーとして世界市場の39.9%を占める首位(米調査会社IDCの2014年第3四半期調査より)。この契約により、両社は互いの特許ポートフォリオを利用できる。 Googleの特許担当副法律顧問を務めるアレン・ロー氏は発表文で「このような合意に基づいて協力することにより、企業は訴訟の可能性を減らし、イノベーションに集中できる」と語った。 GoogleはJava特許をめぐって米Oracle