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増田文学に関するykanaのブックマーク (16)

  • 大学中退デリヘル嬢の一日

  • 私は多分息子君の立場だったけど、無理やり卒業させられた すごく大好きな..

    私は多分息子君の立場だったけど、無理やり卒業させられた すごく大好きな熊のぬいぐるみがいて名前を付けてどこへ行くでも一緒で抱きしめて寝てたし母にお裁縫を習って服を作ってあげたり父に日曜大工で机を作ってもらって一緒に並んで宿題してた 一緒に育ったなって思うし、彼は喋らないけど見守ってくれてるなって思ってた、お嫁に行くときは持っていくのだと思ってた でも父と母の関係が悪くなって母に新しい恋人ができたとき、その人は高校生の私の部屋を覗いてぬいぐるみがあるのをたくさん見て、笑った、これ何?って 関係性がうまく構築されないまま一緒に暮らすことになって、私がぬいぐるみを抱いて寝ることを母の彼氏は嘲笑し続けた ある日帰ったらぬいぐるみは全部リサイクルショップや知り合いの子に譲られていた、部屋はもぬけの殻で半狂乱になって泣いて騒いだのを覚えてる 母の彼氏は笑いながら高校生にもなってぬいぐるみ遊びに依存する

    私は多分息子君の立場だったけど、無理やり卒業させられた すごく大好きな..
  • ぬいぐるみ

    イギリスの方では、赤ちゃんの頃に贈られた相棒(ぬいぐるみ)と共に育つっぽくて、修学旅行などにも相棒を同伴させられるらしい。 いい文化だな、と長らく思っている。 我が家はぬいぐるみが夫婦共に好きで、息子にも、幼少の頃から生活を共にしてきた相棒がいる。 相棒でぬいぐるみごっこというか、コントをしてやるととても喜ぶ。 いつかはそういうのを卒業するんだろう、と付き合ってやっているが、小学校高学年になっても喜んでいる。 息子と、息子の相棒と、愉快な仲間たちは、とんでもない寝相で今日も寝ている。 たまに、このままぬいぐるみを卒業しないで、相棒たちを引き連れて独立するのかも、と考えてしまう。 大丈夫だろうか、卒業を促していくべきなのだろうか、と思うが、息子くらいの子どもたちは、我々の世代とは異なる価値観というか、世界観で生きているようなので、大きな問題ではないのかもしれない。 そう考えたら、今、彼にして

    ぬいぐるみ
  • 春が嫌いだ、とにかく嫌いだ

    3月の死にたさは半端ない 過去に行った自殺も3月だった 失敗してその後半年以上入院することになったのは笑い話だ 一方で5月病は有名だけれど5月は平気だ 自分が死にたいからといって皆もそうだとは思わないが、自分が特別だとも思わない もう40年以上生きてきているけれど毎年3月は駄目だ、当に駄目なのだ 今年こそ死んでしまうかもしれない

    春が嫌いだ、とにかく嫌いだ
    ykana
    ykana 2021/03/17
    夏服をもらってもだめか
  • 人格が卓越していると、いろいろ得なことが多い。人格さえ優れていれば、..

    人格が卓越していると、いろいろ得なことが多い。人格さえ優れていれば、どんな不祥事を起こしても許されるから安泰だ。だからつねに人格を磨くように心がけなくてはならない。会社で配られたにそう書いてあった。研修で課題図書になっていたやつが、昨日ようやく読み終わった。 やる気は出た。だから今日は朝6時半に出社して、「人格の磨き方」を検索した。トイレを雑巾で磨けば人格も磨くことができるそうだ。 会社のビルをいったん出て、朝からやっているスーパーで洗剤と雑巾を買ってトイレに行った。便器はいい感じに汚れていた。誰かが的をはずして床に吹きこぼしていたので、それも雑巾で拭いた。便器がきれいになると、たしかに人格が磨かれた感じがある。 光る便器を見つめていると、もよおしてきたので、自分で磨いたばかりの小便器に放尿した。人格を磨いた後は、小便の勢いがたしかにいい。 誰かが入ってきて、隣の小便器に立った。高そうな

    人格が卓越していると、いろいろ得なことが多い。人格さえ優れていれば、..
  • 背比べ

    築60年を越える立派な家を内見させてもらった時の話。 広さや立地は理想的だけれど「長らく人は住んでないけれど」という前置きがあったので、ほとんど期待せず見に行った物件だった。 中に入ると、築年数を感じさせないほど管理が行き届いた非常に綺麗な建物で、今の言葉で言えば古民家風なのにリビングにはシャンデリアがある和洋折衷な雰囲気が面白い、値段を考えると非常にお買い得な物件で、「間取りはちょっと古くさいですが、凄く良い材を使っているので水回りだけリフォームすれば長く住める物件ですよ」という不動産屋の言葉にも手放しで納得するぐらい、素人目に見ても「良い家」という印象を抱かせる建物だった。 嫁も「この物件いいね~」と言っていて、他にも数件内見予定だったけれど、この物件で決めてしまおうかと考えていた時に、一の立派な柱が目に入った。 そこには日付と名前と共に線が引いてあって、「1973 10 21 たく

    背比べ
  • 朝はシリアル。 やうやう白くなりゆく皿際、 ミルクかかりて、 紫だちたる..

    朝はシリアル。 やうやう白くなりゆく皿際、 ミルクかかりて、 紫だちたるレーズン細く切ってまぶしたるかな。

    朝はシリアル。 やうやう白くなりゆく皿際、 ミルクかかりて、 紫だちたる..
  • 昨日はバレンタインなので近くにある小さなたこ焼き屋にたこ焼きを買いに行った

    午後2時だった。 ポケモンGOでラティアスをゲットするために午前10時から徘徊を開始した俺はクタクタだった。 午後13時30分に公園のベンチに腰を下ろして素煎りのナッツを齧ろうしたら、公園が親子連れでいっぱいだったので立ち尽くしてポケモンGOをした後、スマホの電池も残り20%となったため帰宅することにした。 車1台がやっと通れる細い道にたこ焼き屋はある。 昼飯のナッツをいそびれた俺は家でナッツを齧るのも味気ないと思い、たこ焼きをべることにした。 それが午後2時だった。 窓口にいくと呼び鈴が置いてあるのでそれを押す。 リーン…となったベルは静寂にかき消された。人はきそうにない。 仕方がないので「すみませーん」と声をかけるも人は来ず、諦めかかけたその時に窓口の机に「右奥の出入り口よりお入りください」と表記があった。 窓口で頼むと店舗に入るのはハードルが違いすぎる。しかしお腹の中は完全に粉も

    昨日はバレンタインなので近くにある小さなたこ焼き屋にたこ焼きを買いに行った
  • 1/16 いとこに絶縁状を書こうとしたんだけど、便箋がムーミンしかないのと、..

    いとこに絶縁状を書こうとしたんだけど、便箋がムーミンしかないのと、ポストまで行くのが面倒すぎて親に言伝を頼んでおいた。親もラインをブロックしたのでこれから何かあれば手紙を送ってもらうようにする。 睡眠薬を3日分飲んでも少しの時間しか眠れない。いちおうODになるので水をたくさん飲んでたくさんトイレに行った。 親の期待に応えようとして自分自身で自分を虐待してになったという漫画を読んで、なるほどこういうこともあるのかと思った。わたしは当は出世欲なんてないけど、家族やかつての同級生に「今何してる?」と聞かれた時に絶対負けたくなかっただけなんだ。家族やかつての同級生たちと縁を切ってしまえば、楽になって、当にやりたいことが見えてくるのかもしれない。 とにかくすごく疲れたけど、家族との縁が切れて当にすっきりした。大変な日だった。 朝はほうれんそうを乗せたパン、昼は抜き、夜はキムチ鍋。 また後で他

    1/16 いとこに絶縁状を書こうとしたんだけど、便箋がムーミンしかないのと、..
  • 赤ちゃんとの遊びって賽の河原で鬼に石をつまされるみたいなものが多い。 ..

    赤ちゃんとの遊びって賽の河原で鬼に石をつまされるみたいなものが多い。 「チュミキ、チュミキ(ここにある積み木全部積め)」と言うからそのようにすると「バァーンw」となぎ倒すし、「ぱーしー。クチュテクチュテ〜(トーマスと貨車を連結しろ)」と言うから繋げてやると「ん!wぱーしだww(お、トーマス繋がったなw)ガチャン。アーーー!?!クチュテ〜クチュテ〜!!(ちょっと触っただけなのにもう外れた。またくっつけろ!怒)」と何度も連結させられる。 まあ要は赤ちゃんが気持ちよく破壊するためのお膳立てをしてやるということだ。 今日も今日とて砂場でのこと。家から持ってきた砂場セットにはバケツとザルと型抜きしか入っていなかった。スコップはどうした。仕方ないのでとりあえず型抜きで何か作ってあげることにした。「ほら赤ちゃん、ここにお魚作ったよ。見てごらん。」「アシャカナ。」秒で泥の魚が赤ちゃんの掌に押しつぶされてい

    赤ちゃんとの遊びって賽の河原で鬼に石をつまされるみたいなものが多い。 ..
  • 死ねないから丁寧な生活をしている

    わたしが恋人のことを好きなのは、彼があたらしい子どもを作ろうとせず、働くことが好きではなく、それでも秩序をもって生活しようと努めているからです。 彼は、帰ってくるとまず上着をコート掛けにかけて、きちんとブラシをかけます。スーツを脱いで、所定の位置のハンガーにかけます。ワイシャツとマスク下は洗濯籠へ。部屋着に着替えたあと、手を洗います。厚労省の手の洗い方。どんなに疲れている日でもそうします。 丁寧な生活をするのは、生きるのが好きだからでしょうか。彼はよく、白くてつるんとした琺瑯のポットでお湯を沸かして、紅茶を淹れてくれます。わたしは、紅茶のことが好きなふりをして「紅茶飲むのって好き」って言います。でも、ほんとうはそうじゃない。形のいい琺瑯のポットに水を入れて、コンロに置いて、火をつけてあたためて、そのあいだに茶葉を選んで、湯気の立つ透明な湯を細いきれいな形の口からガラスのポットに注ぐ、砂

    死ねないから丁寧な生活をしている
  • 金沢駅のトイレで、e-maのど飴を握りしめたあの日のこと

    地に足がつかない、とはこのことかと思った。 2月の終わり、寒い日のことであった。大学受験の二次試験前期日程の試験を終えた私は、試験会場の大学からバスに乗り、金沢駅のバスロータリーに降り立っていた。バスから降りた時、アスファルトがぐにゃんと歪んだような気がして、最初上手く歩けなかった。地に足がつかない、とはこのことかと思った。 二次試験は、よく解けたという気もするし、ダメだったという気もした。要するに何も分からず、前者であったと自分に言い聞かせるしかなかった。金沢駅の東口をとぼとぼと歩く。前期試験が終わった。そのことへの安堵と、もうこれで受験勉強をしなくていいかもしれないという期待は確かにあって、背中に羽が生えたような気分だった。 しかし、まだ合否は出ていない。もう動かせない結果は、どちらに転ぶか分からないのである。まだ何者にもなれていない、宙ぶらりんの状態は何とも居心地が悪かった。 バスか

    金沢駅のトイレで、e-maのど飴を握りしめたあの日のこと
    ykana
    ykana 2021/02/02
    今日転職の面接受けた自分も同じ気持ちでいる。こういう感情とか場面って反芻されてそのまま残る。
  • ある日の通夜のこと

    引越しの準備をしていたら、昔のことを思い出したので、日記の代わりに書き残す。 その日は親族のみの通夜で、神式だった。 参列者も斎主も既に揃い控え室にいて、雰囲気は穏やかだった。 一つあったことといえば、斎主がレイジ(位牌)に書く日付を間違えてしまい、今書き直していることくらいだ。 スタッフは葬儀担当者、司会の先輩、案内の私の3人。 そこは火葬場に複数併設された式場のひとつだった。 忙しそうな他の式場の様子を眺めていると、控え室にいた喪主が降りてきて「祭壇を見てもいいですか?」と言った。 神式の祭壇は、仏式とは雰囲気が違う。壇の上には鯛、生卵、生米、野菜や乾物などのお供えが並び、白い陶器で出来たさまざまな神具。周りには花はなく榊が飾られている。 一頻り祭壇を眺めていた喪主が「あの中央の鏡はなんですか?」と聞く。 「あの鏡は御尊のようなもので、一番大切な神具ですよ」 へー…この鏡が、喪主が祭

    ある日の通夜のこと
  • 俺が買ってきたカステラを親父が勝手に食った それで口論になった挙句の果..

    俺が買ってきたカステラを親父が勝手にった それで口論になった挙句の果てに暴力沙汰になり 親父は倒れてそのまま意識不明の重体で 俺は警察に捕まったことがある そんで結局親父は死亡した 裁判にも当然出た 地元の新聞紙とニュースにも掲載された (カステラの話はでていない) だいぶ前の話だが実話 文明堂のカステラを見るたびに複雑な気分になるようになった あのとき文明堂のカステラ買わなければあんなことにはならなかったと 今でも後悔してしている

    俺が買ってきたカステラを親父が勝手に食った それで口論になった挙句の果..
  • 「そろそろ一年経ちますね。もう慣れましたか?」

    マンション郵便ポストを覗いていたら、柴犬に話しかけられた。 我が家の愛犬が死んでからそろそろ一年経つのだが、なんと覚えていてくれたらしい。 その人の家でも似たような時期に先代の犬が亡くなった。 我が家はその後犬を飼っておらず、その人は2代目の犬を飼い始めた。 話しかけられたときに抱いていたのがまさにその2代目ちゃんだ。 犬のいない生活、新しい犬との生活、どちらも慣れそうで慣れないね、と世間話をして解散した。 犬同士も天国で仲良くしているといいな。

    「そろそろ一年経ちますね。もう慣れましたか?」
    ykana
    ykana 2020/12/09
    一文目が良すぎる。これに尽きる。
  • 乳幼児スナイパー母親に敗れる

    俺は交通機関の中で赤ん坊や幼児にちょっかい出すのが好きだ。言わば手を触れずに乳幼児を変顔だけであやすプロフェッショナルと言っていい。大抵のグズってる乳幼児は俺の厳しい視線や殺気に満ちた顔でぐずりを止める。あるいは極限の恐怖で命乞いのバイバイさえしてくる。 この業界横のつながりはないが同業者を見かけることがたまにあり、あるときに泣きじゃくる赤ん坊にまぶたのピアスをびよーんびよーんとやって見せてる男子高生くらいの同業者もいた。色々と攻撃の手段はあるものだと感心するばかりである。 さてここは終電まで一時間くらいの下りの電車。帰宅ラッシュが多少ひと段落した車内で一歳に満たないくらいの赤ん坊が泣いており、母親が周りを気にしながら一生懸命あやしている。プロの出番だな。 いいかガキよ。ここは電車の中で乗っているのは会社帰りの俺を含めたくたびれたリーマンやOLが家路を急いでるんだ。眠くて機嫌が悪いからって

    乳幼児スナイパー母親に敗れる
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