タグ

ブックマーク / tmaita77.blogspot.com (8)

  • 若者の趣味の変化

    博報堂生活総研が,『生活定点1992-2016』という資料を出しています。ネットで閲覧可能です。 http://seikatsusoken.jp/teiten/ 内容はタイトルの通りで,同じ設問(定点)を設けて,1992~2016年の四半世紀における意識変化を跡付けています。データを呼び出しやすいのもミソで,左端の「ダウンロード」という箇所から,全てのデータが詰まったエクセルファイルを入手できます。性別・年齢層別の推移データを抽出するのも,ワンクリックです。実にありがたい。 暇をみては,このエクセルファイルを開き,いろいろな項目の推移データを作っているのですが,「よくする趣味・スポーツ」の時代変化が面白い。昨日,20代の若者の変化表をツイッターで発信したところ,多くの方の関心を引いています。 そこでは,両端(1992年,2016年)のデータを対比させたのですが,始点の年次をもうちょっと下げ

    若者の趣味の変化
    ykfksm
    ykfksm 2018/05/23
    “20年間で大きく減っているのは,ドライブ,スキー,パチンコ,釣り,ゴルフですか” “対して増分が大きいのは,パソコン,映画,食べ歩き,ジョギング,サッカー・フットサル,と”
  • 中学校教員の年齢層別の課外活動指導時間

    最近,学校現場でいろいろ取りざたされている部活ですが,その指導負担の重さに耐えかねた教員らが動き出したようです。部活顧問をするかどうかの選択権を教員に与えるべきと,公立中学校の若手教員がネット署名を募っています。 http://www.asahi.com/articles/ASJ2D4V8VJ2DUTIL031.html 部活は,課外活動に属し,正規の授業には含まれません。よって,教員免許を持つ教員が指導に当たる必要はないのですが,日ではその指導の多くを教員が担っており,過労・多忙の大きな原因となっています。 それはとくに深刻なのは,若手でしょう。体力のある若手教員は運動部の指導を任され,練習や試合の引率なので,土日や長期休暇も返上になる。平日においても,朝練や夕方遅くまでの練習など。こういう声は,至るところで聞かれます。 前に,課外活動指導時間の国際比較をしたのですが,日の中学校教員

    中学校教員の年齢層別の課外活動指導時間
    ykfksm
    ykfksm 2016/02/18
    「具現する手立ては,既に示されています。「チーム学校」という人材組織を学校に導入すること」「部活動支援員というスタッフも含まれます」「国際標準から隔たった日本の学校現場が変わることを願います」
  • 大学受験の50年史

    18歳人口の減少により,受験競争は緩和しているといわれますが,それをデータで可視化してみましょう。 文科省の『学校基調査』には,その年の大学入学者数と大学入学志願者数が掲載されています。浪人混みの数値です。ここでいう大学とは,4年制大学であり,短大は含みません。 http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/1267995.htm 私は1995年春の受験生ですが,この年の大学入学者は56万8576人,大学入学志願者は87万7313人です。前者は,競争を勝ち抜いて大学に入れた合格者です。残念ながら不合格になった人は,後者から前者を引いて30万8737人と見積もられます。入学志願者に占める比率は35.2%です。これは不合格率に相当します。 へえ,志願者の3人に1人が辛苦を舐めていたのだなあ。私の世代(76年生まれ)はポスト団塊ジュニア世

    大学受験の50年史
    ykfksm
    ykfksm 2016/02/18
    団塊ジュニアは不合格率4割越え!今は一ケタ台でこれから全入時代に。大学の総定員が増え過ぎかと…「青年期の教育機関から,大人の学びのセンターとしての存在に自己を変革できるか」
  • 発達障害児は都市で多い?

    昨年の9月27日の記事では,公立小・中学生の発達障害児率の推計値を都道府県別に出したのですが,この記事の閲覧頻度が急に高まっています。いじめ自殺で全国から注視されている滋賀県の率が1位という結果が出ているためでしょうか。 今回は,都市-農村というような地域類型ごとに,発達障害児の出現率を推し量ってみようと思います。原資料からの計算のプロセスをご説明します。 文科省『全国学力・学習状況調査』では,調査対象となった学校に対し,「通常学級に在籍している児童・生徒のうち,発達障害により学習上や生活上で困難を抱えている児童・生徒の数」を尋ねています。 国立教育政策研究所ホームページで公表されている,2009年度調査の集計結果から,地域類型ごとの回答分布を知ることが可能です。*抽出調査となった2010年度調査では,こういう細かい集計はなされていないので,2009年度調査の結果を使います。 http:/

    発達障害児は都市で多い?
  • 47都道府県の子どもたち2012(総合)

    「47都道府県の子どもたち2012」プロジェクトの最終回です。これまで3回かけて,発育(病),能力,および逸脱という3側面を測る9つの指標をもとに,各県の小・中学生のすがたを診てきました。今回は,これらを総動員した総合診断を行うことにいたしましょう。 下の表は,各回で提示してきた9指標の相対スコアの一覧です。1~5位を10点,6~10位を9点,11~15位を8点,16~20位を7点,21~25位を6点,26~30位を5点,31~35位を4点,36~40位を3点,41~45位を2点,46~47位を1点,としています。マックスの10点は赤色にし,全県の最高値には黄色のマークを付しました。 9つのスコア値をレーダーチャートの形でグラフ化すると,各県の子どもの多角診断カルテができあがります。私は,秋田と東京のカルテをつくってみました。 図形の型が大きく違っていますね。秋田は,能力の3指標はいずれも

    47都道府県の子どもたち2012(総合)
    ykfksm
    ykfksm 2014/01/16
    1位富山、2位秋田、3位福井、4位岩手,
  • 共働きと虐待の関連 - データえっせい

    2月28日の記事では,子どもの虐待被害率を都道府県別に計算してみました。厚労省の『福祉行政報告例』では,児童相談所が対応した虐待事件件数が,被害者の子どもの年齢別に集計されています。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/38-1.html 2009年度の資料によると,同年度中に,0~2歳の乳幼児が被害者となった虐待件数は8,078件です。この年の0~2歳人口はおよそ326万人ですから(総務省『人口推計年報』),乳幼児1万人あたりの件数にすると,24.8件ということになります。この値をもって,虐待被害率ということにしています。 先の記事では,0~2歳(乳幼児),3歳~学齢前(幼児),小学生,そして中学生について,この意味での虐待被害率を県別に出したわけです。どれほどの地域差がみられたかを,ここにて再掲しておきましょう。詳細は,上記リンク先の記事をご覧ください。

    共働きと虐待の関連 - データえっせい
    ykfksm
    ykfksm 2014/01/16
    2012年公開の考察。元データは2009年のもの「一人家にこもって子育てをしている家庭が多い県ほど,虐待が起こりやすい」なるほどねぇ「パーフェクト・チャイルド願望」という言葉があるんだ・・・(T_T)
  • 都道府県別の有業男女の朝食欠食率

    新年度が始まり一週間が過ぎましたが,いかがお過ごしでしょうか。寒暖差が激しかったり,爆弾低気圧がきたりと,天候は穏やかでありませんが,頑張ろうではありませんか。私は,明後日の水曜が初出勤です。 唐突ですが,朝をきちんとべていますか。朝は1日の活力の源ですが,近年,国民の間で朝傾向が強まっているといわれます。3月17日の記事でみたところによると,20代前半の有業男性の朝率は4割近くにもなります(平日)。5人に2人です。 社会に出て間もない年齢層ですが,深夜まで働いて朝は出勤ギリギリまで寝ているため,時間がないのでしょうか。女性にあっては,太りたくないという痩身願望から,意図的に朝を抜く人もいるかと思います。 しかるに,朝を抜くと昼時に摂取したカロリーが過剰に蓄積されるため,肥満につながりやすいといわれます。また,今朝の朝日新聞Web版の記事によると,朝べたり

    都道府県別の有業男女の朝食欠食率
    ykfksm
    ykfksm 2013/04/17
    「子どもの朝食摂取率は学力と正の相関関係にあります。通塾率などよりもずっと強い相関です。」「高い教育達成を望むなら,あくせく勉強させようと構えるよりも,自分の生活を律することから始めたほうが」
  • 大学教員の職務時間の変化

    前期の授業が始まりました。非常勤先の大学で,知っている専任の先生に会うと,みなさん疲れた顔をしておられます。「(忙しくて)もうシャレになんねえよ・・・」。エレベータに同乗したある先生は,こんなことをつぶやいておられました。 私は非常勤講師ですが,専任の先生方は確かに大変そうだな,という印象を持ちます。そうした印象を検証できるデータをみつけましたので,今回はそれをご報告します。 用いるのは,文科省『大学等におけるフルタイム換算データに関する調査』の結果です。大学,短大,および大学附置研究所等の教員の年間職務時間が明らかにされています。調査対象の多くは4年制大学教員ですので,以下では単に大学教員ということにします。 http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa06/fulltime/1284874.htm 最新の2008年度調査によると,集計対象となった

    大学教員の職務時間の変化
    ykfksm
    ykfksm 2013/04/17
    フルタイム教員が、雑務が増えているので研究時間が減っている、との調査結果。(2002年と2008年で比較)
  • 1