僕は靴や革全般が好きだ。つまり、革靴がそのなかでも1番好きで、もうかれこれ10年以上その魅力にはまっている。 大学時代に革靴の緻密な作り込みと履き心地の良さに魅了されて以来、イギリスの既成革靴を中心に色々履いてきた。既製靴は宝探し的な楽しさもあり、その中でいかに自分にあった靴を探したり、万人に良いとされてる木型がどういうものなのかにも興味があった。リーガルにはじまり、グレンソンやクロケットジョーンズ、時にはイタリアのサントーニにも手を出したりして、しばらく履きつつもなにか履き心地に納得ができずに手放して新しい靴に再挑戦したりしてきた。その結果、革靴好きが行き過ぎて、革靴を買うためにわざわざイギリスのジャーミーストリートやノーザンプトンまで飛行機でむかい、革靴の工場まで行って片言の英語でコミュニケーションを取りながら靴を購入したりもした。 これはジャーミーストリートのエドワード・グリーンやフ
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