新潟を拠点に活動する、日本唯一のレジデンシャルダンスカンパニー(劇場専属の舞踊団)Noismの新作公演が間もなく始まろうとしている。「社会にとって芸術は何のためにあるのか?」という問いが繰り返されているのをよく見かけるが、Noismは常に真っ正面からド直球の答えを投げ返してきた。2004年以降、日本のダンスシーンを牽引してきたこのカンパニーの根底にあるものは「鍛え抜かれた身体を持った、プロフェッショナルなダンスカンパニー」ということだ。多くの口先だけのボンクラなダンスもまかり通る中、揺るぎなく独自の世界を創りだし、自らの言を証明してきたNoismの芸術監督・金森穣。今回は自身が「4年に1度、作りたくなる」という3部構成の新作を前に、これまでの活動や、それを支えてきた想いも含めて話を聞いた。 17歳でスイスに留学。そこでそれまでの価値観がガラガラと崩れさる経験をして、今の自分がある。 ―No
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