わが敬愛する文章家である鈴木さんが、あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」に参加し、「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」の中間報告に関する詳細な分析や、実際に鑑賞して感じたこと、この「分断をどう乗り越えるか」の希望を綴ったnoteを書いていた。すごい力作なので、賛成派も反対派もぜひ一度読んでほしい。 私は、「表現の表現展・その後」についてツイッターやnoteなどの媒体で書くことを控えている。それは、何も考えていない、とかこの話題を追っていない、というわけではない。むしろ、あいちトリエンナーレに関する情報に対して世間一般に比較しても熱心に追っていたし、考えていたほうだと思う。 しかし、調べれば調べるほど、ネットでの論争を追えば追うほど、何が問題なのかわからなくなり、語るべき言葉がミキサーで粉砕されるかのような混乱を覚える。だけども、この際なので頭に渦巻いている何かを言葉にしたた
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