学校の情報環境活用は、与えられた最悪の条件水準で定着する。 という悲観的な話をずっと考えていて、先日、生物の先生にリービッヒの最小律の事をあらためて教えてもらった次第。 WikiPediaの解説によると「リービッヒの最小律は、植物の生長速度や収量は、必要とされる栄養素のうち、与えられた量のもっとも少ないものにのみ影響されるとする説。 ドイツの化学者・ユーストゥス・フォン・リービッヒが提唱した。」とある。最小律を説明する際に用いられるのが、上図のドベネックの桶で、桶板の一番低い部分までしか水は貯まらない。 たとえば、このたびの1人1台の学習者端末構成で最小律を決めるのは、次のような事だ。 学習者中心主義 VS 教員主導主義 教員主導主義(一斉授業)は、学習者端末を積極的に統制しようと動機付けるので、教員負担は高くなり、学習者の端末接触頻度を低めてしまう。 生活指導的観点 児童生徒の自律性を尊