ファイルの流出が確認されたのは、日本時間の8月5日夜。 情報セキュリティー会社の解析技術者の吉川孝志さんが、ロシアのある闇サイトを監視していた。 見つけたフォルダのタイトルは「勤勉な労働者のためのマニュアルとソフトウェア」。 中を開くと、「手動でウィンドウズのウイルス対策ソフトを無効にする方法」とか、「自動でパスワード破りの総当たり攻撃する方法」などのファイルが。 さらに、ハッキングで侵入した組織の中にどのようなサーバーや端末があるかを探し出すツール。 盗み取ったデータをクラウド上に流出させるツール。 パスワードのリストも含まれていた。 ハッカー集団が使用する「攻撃マニュアル」と見られるものだった。 ファイルに含まれていた「Conti」の文字。 ランサムウエア=身代金要求型のウイルスを使ったサイバー攻撃で知られる集団のものと見られた。 ランラムウエアを使ったサイバー攻撃は、ハッキングした企
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