こんにちは。日本マイクロソフトの武藤健史です。前回まで3回にわたってWindows 10のセキュリティ機能について紹介してきましたが、今回は新しくなったOSの展開方法についてお話しします。 Windows関連の業務において、新OSの展開はIT管理者最大の負担だと考えています。新しいOSを全社員に展開するときには、マスターイメージの作成や、3Gバイトほどある大容量なOSイメージをネットワーク負荷を考慮しながら展開しなくてはなりません。また、業務で多種多様なデバイスを使用する場合には、ドライバなどが異なるため、複数のマスターイメージを作成し、割り当てるデバイスを選定する必要があります。 既存のWindows 7やWindows 8.1からWindows 10へアップグレードする方法については、残念ながら従来の方式と変わらず、以下の2つの方式があります。 通常私たちは、2のインプレースアップグレ
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