毎日公開するこの連載では、日本のパソコン業界黎明期に活躍したさまざまなヒーローを取り上げて紹介します。普段は触れる機会の少ない日本のIT業界の歴史を知り、より誇りを持って仕事に取り組むきっかけとなればと思います。 なお、この連載は『パソコン創世記』の著者である富田倫生氏の許可を得て公開しています。「青空文庫」版のテキストファイル(2003年1月16日最終更新)が底本です。
アジャイル開発を行う技術者が集まるイベント「アジャイルジャパン2010」レポート。「体験しよう! 考えよう! 行動しよう!」をテーマに、さまざまな角度からアジャイルを考察したイベントの模様を、前後編に渡ってお届けする。 前編|1 2|次のページ 「開発者の皆さん、行動する中で考える『知的体育会系』であってください」 4月9日の「アジャイルジャパン2010」で、「スクラム開発」の源流を生んだ一橋大学大学名誉教授 野中郁次郎氏が基調講演を行った。テーマは「実践知のリーダーシップ スクラムと知の場づくり」。 ソフトウェア開発のリーダーは、考えるだけの思索家であってはならない。体を動かすだけの実践家でもいけない。実践しながら徹底的に考え抜く「知的体育会系」となって、「よりよいもの」をどこまでも追求してほしい。 「知識経営」の生みの親であり、「スクラム開発」の祖父でもある野中氏がITエンジニアへ向け
イベントは、主催者のpapanda氏によるオープニングセッションから始まった。オープニングセッションの会場には、150人以上の参加者が集まった。papanda氏が「初参加の人は手を挙げて」と問い掛けると、会場の約半分が手を挙げた。 「『現場で抱えている問題は、他の現場ですでに解決しているかもしれない。ならばそれを共有しよう』という意識から、2008年にDevLOVEを作りました。人と人の間に橋がかかれば、往来が生まれる。そこでいろいろな人々と出会い、さまざまなものを発見してほしい」とpapanda氏は、DevLOVEの活動と今回のイベントを紹介した。「開催準備をしているとき、Twitter上で『DevLOVEって何? 名称がちょっと怪しすぎる』というつぶやきを見つけたんですね。そのつぶやきに、講演者の1人である倉貫さんが『ソフトウェア開発に愛を取り戻す活動です』と返事をしてくれた。それがわ
オープンイノベーション時代における勉強会の価値 よしおかひろたかの「初めての勉強会」(終) OSSとIT勉強会はよく似ている。モチベーションの高い自律的な人が集まると、明確なロードマップや仕様書がなくてもうまく回る
売上検収×債務支払×給与 新春三題噺 お茶でも飲みながら会計入門(88)「請求書がなくても支払われるものなーんだ?」今回はランダムに選んだ3つのテーマで、お話します
無数にある開発コミュ二ティやユーザー会などの組織。一体どんなことをしているのか。そこではどんな人たちが活動しているか。コミュニティのメンバーに話を聞き、その実像を探る。 第6回|1 2|次のページ 「それじゃあ2チームに分かれて」「俺はアカウント情報を暗号化しようかな」「プロブレム『技術的に難しい』……誰か解決できない?」「よし、システムキッチンを作るぞ」「木曜日になりました。おはようございまーす」 2008年11月13日、19時、都内某所。どこからともなく集まってきた男女が何やらカードゲームに興じている。タスクの書かれたカードを選び、サイコロを振る彼らは、はた目にも楽しそうに見える。 「エクストリーム・プログラミング(eXtreme Programming)」の普及を目指すコミュニティ「日本XPユーザーグループ(XPJUG)」。そのスタッフミーティングにお邪魔した筆者は驚いた。「スタッフ
新人を迎える君へ贈るリーダーシップ超入門 堀内浩二 2007/3/29 こんにちは、堀内浩二です。そろそろ4月。「新人」が入ってきます。初めて「先輩」になる方も少なくないでしょう。 リーダーシップは、「組織行動論の中で最も研究されていながら最も解明されていない分野」だそうです。ですから「これさえ読んでおけば大丈夫」というマニュアルのたぐいを推薦することも難しいのですが、あえて1冊といわれれば、神戸大学の金井壽宏教授が書かれた『リーダーシップ入門』(日本経済新聞社刊)という新書を挙げます。いま書いた「組織行動論の中で~」という部分も同書からの引用です。 そこで今回のコラムはこの本に寄りかかりつつ、初めて部下を迎える人のための「リーダーシップ超入門」と題してお送りします。 ■リーダーとは会社が決めるもの、リーダーシップとは仲間が認めるもの 「次のプロジェクトでチームリーダーやってくれないかな」
コーチングやファシリテーションは、IT業界でも積極的に取り上げられ、活用している企業や個人も多い。そこで本連載では、コーチングやファシリテーションなどのヒューマンスキルを活用している人と、その事例を紹介していく。 今回はWebシステムの構築プロジェクトで、アジャイルプロセス(コミュニケーションを重視する開発プロセス)、コーチングなどを盛り込んだプロジェクトファシリテーション(参加者の協業の場作りに重点を置いた、プロジェクトの中でのファシリテーション)を実践した松本潤二氏の事例を紹介します。 本事例は、アッズーリが受託した案件で、Javaによる企業間取引のWebシステムです。要件定義からリリースまでの新規開発案件で、2005年4月から7月末までの4カ月間で行いました(その後も契約は継続中)。 納品までの1回のサイクル(以下、イテレーション)は2週間で、計画・開発・リリースを8回ほど繰り返しま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く