鈴木のりたけさんのライフワークにして代表作の「しごとば」シリーズが、刊行15周年を迎えました。「しごとば」とともに歩んだ15年と、これからの「しごとば」について、お話を伺いました。 ――この15年間で変わったことはありますか? 『しごとば』は、仕事空間っておもしろい、道具っておもしろいと、空間と道具にフォーカスしたいと思って始めました。ところが、取材でいろいろな人と会うことで変わっていった。 職業の全体像を伝えるには、その人だけじゃなくて、出入りしている業者さんがいたり、人間ドラマがある。 自分の仕事の話になると、みなさん誇らしげに、楽しそうに話すので、人の生き生きとした姿も描いた方が、仕事の本質が表現されると思うようになりましたね。 そこから始まって、「しごとへの道」までくると、ここまで進化したかという気がします。 ――「しごとへの道」では、これからを生きる人たちに向けたメッセージのよう
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