この本ではすりむき傷や火傷には湿潤治療を勧めている。湿潤治療では; 1.傷を消毒しない。消毒薬を含む薬剤を治療に絶対に使わない。 2.創面を乾燥させない。 ”消毒して、乾燥させる”という通常の治療法は、江戸時代のチョンマゲと同じで「皆がしているからしている」だけで、科学的根拠のない単なる風習にすぎないそうだ。ただそれを変えようとしたとき、「チョンマゲは意味不明の風習だからやめたほうがいい」と江戸時代の人に言った場合とおそらく同様に、多くの医者から反発をかったとか。 著者はそれを「パラダイムシフト」に直面したときの旧パラダイムの専門家のとる典型的な態度と捉え、それがどのようにして起きるかについて考察しているが、この当たりはホメオパシーに異論を唱える人々を思い起こされて、読みながらうなずくことしきり。 「病原菌は人類の敵」というパスツールの信念が、その後の医学の方向性を捻じ曲げたという記述も興
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)の若山照彦チームリーダー(43)が、世界で初めて凍結保存されていたマウスの死骸からクローンを作った技術を生かし、約100年前に絶滅したニホンオオカミのはく製からクローンを誕生させることを目指している。準備段階として、はく製のように乾燥させたマウスの毛皮から細胞の核を取り出す実験を進め、実現へ一歩ずつ近づいている。 若山リーダーは2008年、16年間凍結保存されていたマウスの死骸の脳細胞からクローンを作ることに成功。凍結死骸からは世界初となり、体細胞が死んでも核の遺伝情報が残っていれば、絶滅種を復活させられる可能性を示した。 その第1号として、国内3体を含め世界に6体のはく製が現存するニホンオオカミの復活を目標に設定。ニホンオオカミはかつて本州以南の山中に広く分布していたが、1905年の奈良県での捕獲が最後の確認例とされる。絶滅の原因
ヒューライツ大阪のセミナー情報や、人権に関わるタイムリーなニュースをEメールで月2回ペースでお届けします(無料)。 人権はすべての人に保障される普遍的な権利です 何人もの人を殺したような凶悪な犯罪者は、他の人の人権を著しく侵害したのだから、人権を保障されなくてもいいのでしょうか。決してそうではありません。人権は、すべての人が生まれながらに持っている、侵してはならない普遍的な権利であり、凶悪な殺人犯でも人権を主張することができます。日本国憲法第36条、自由権規約、拷問等禁止条約は、拷問や残虐な刑罰を禁止していますが、それは凶悪な殺人犯も、拷問による取り調べや残虐な刑罰を受けない権利を持っていることを示しています。 人権は市民から国家に対する自由の主張です(国家VS市民) そもそも人権は、市民が国家に対して、抑圧・干渉の排除と自由を主張することから始まりました。国家権力の一方的な判断により、市
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