生命保険会社の「ソニー生命」は、香川県の高松支社で働いていた元社員が、高い利回りをうたった架空の商品への加入を持ちかけ、6人の顧客から合わせて1億3500万円余りをだまし取っていたと発表しました。 ことし4月、顧客の1人が保険の契約内容について会社に問い合わせたところ、架空の商品だったことが発覚したということです。 元社員は社内調査に対して顧客をだましていたことを認め、ことし5月自主退職しています。 会社側はさらに被害がないかどうか調査を進めるとともに、警察に告発することも検討しています。 ソニー生命は契約者に対して、不審に思うことがあればコールセンターに連絡するよう呼びかけています。 問い合わせの電話番号は0120-158-821。 年末年始や5月の大型連休を除く午前9時から午後5時半まで受け付けているということです。