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デフォルトルートは、ルーティングテーブルにない宛先用の特殊な経路のこと。次にパケットを送る先がルーティングテーブルに明記されていない場合に、パケットを託す相手を表す。 IPネットワークに接続したパソコンやルーターなどは、「パケットの最終的な宛先のIPアドレス」と、「最終的な宛先に届けるため、次にパケットを送る先のIPアドレス」(ネクストホップ)をまとめた情報を保持している。これをルーティングテーブルと呼ぶ。ルーティングテーブルに書かれた情報の一つひとつは、経路情報と呼ばれる。 パケットを受信したルーターなどは、最終的な宛先のIPアドレスを確認する。この宛先IPアドレスを基にルーティングテーブルを検索し、次にパケットを渡すネクストホップを調べる。 ただし、ルーティングテーブルには、世界中のIPネットワークにあるすべての宛先IPアドレスが登録されているわけではない。ルーティングテーブルに該当す
Immutable Infrastructureはアプリケーションのアーキテクチャを変えていく、伊藤直也氏(後編) 仮想化やクラウドを基盤とした新しいインフラの考え方である「Immutable Infrastructure」が注目されています。このImmutable Infrastructureをテーマに3月25日に渋谷にあるDeNAの大会議室で開催された勉強会「Immutable Infrastructure Conference #1」では、150人の定員に400人以上が申し込む人気ぶりでした。 (本記事は「Immutable Infrastructureはアプリケーションのアーキテクチャを変えていく、伊藤直也氏(前編)」の続きです) 不自由さをアプリケーションが受け入れることでよい影響が まずアプリケーションアーキテクチャへの影響についてですが、サーバがImmutableになるという
Immutable Infrastructureはアプリケーションのアーキテクチャを変えていく、伊藤直也氏(前編) 仮想化やクラウドを基盤とした新しいインフラの考え方である「Immutable Infrastructure」が注目されています。3月25日、このImmutable Infrastructureをテーマに渋谷のDeNAオフィス大会議室で開催された勉強会「Immutable Infrastructure Conference #1」は、150人の定員に400人以上が申し込む人気ぶりでした。 これまでのImmutable Infrastructureに関する議論はおもにデプロイなど運用とインフラ周りの話題が中心でしたが、最初のセッションで登壇した伊藤直也氏は、Immutable Infrastructureが結果的にアプリケーションアーキテクチャにも大きな影響を与えるため、アプリケ
Norikraとは Norikraとはリアルタイム集計プロダクトです。イベントストリームに対してSQLライクな言語で処理を書くことが出来ます。 例えば、ApacheのアクセスログをNorikraに流し込み、1分あたりのアクセス数やレスポンスタイムの最大値をリアルタイムに集計することが出来ます。 Norikraの利用例は作者であるtagomorisさんのブログで紹介があります。 今回は、Norikraを使ってDoS攻撃をブロックする仕組みを作ってみました。 DoS攻撃ブロックの仕組み アクセス元はApacheのアクセスログから取得し、ログの受け渡しにはFluentdを利用しました。 ブロックの手順は以下のようになります。 アクセスログをFluentdのin_tailプラグインで取得。 Fluentdのout_norikraプラグインで、アクセスログをNorikraに流し込み。 Norikra
初めて顧客先を訪問したときのことを、筆者は今も覚えている。某ITベンダーに入社し、配属されて約1週間。あるシステムに関する報告をしてきてほしいと、開発部門から依頼があった。その際に同行してくれたのは上司でもOJTの先輩でもなく、当該システムを長く担当してきた派遣技術者の方だった。打ち合わせ前に顧客と打ち解けた様子で雑談する彼の姿を見て、緊張がほぐれたものだ。 過去に実施したシステム変更などの経緯に詳しく、社内外の信頼も厚い彼には、それから何度も助けてもらった。こうした派遣技術者に心当たりのある読者の方々は、決して少なくないのではないか。自分自身のことだ、という派遣技術者の方もいるだろう。同じ職場や関係部署など、至るところに“頼れる”派遣技術者がいるはずだ。 情報処理推進機構(IPA)が発行する「IT人材白書 2013」によると、日本のソフトウエア技術者の数は100万人弱。一方で厚生労働省の
出荷する殆どの荷物をヤマト運輸に任せている。月間2000〜3000件くらい出荷数があって、毎日専用のトラックが数回かき集めに来る。管轄センターの中ではこのスケールを安定供給する顧客が他に居ないらしく極めて安い。 以前より値上げの噂は届いていたし、決定後の日経の記事も目には触れていたのだが、大口ということもあってまあウチは十円程度だろとか思っていた。しかしそんな甘っちょろいものではない事を見積書が教えてくれた。 これまでの価格帯 本州は概ね割引される。ネットの情報を拾う限り相場並だけどやっぱり安い。これからはサイズ別価格を厳格化すると言っているようにサイズ関係なく一律価格であった。この様な割引は法人個人は関係なく出荷量を基準に適用されるみたいで、一日数件もあればディスカウントを持ちかけてくれた。同情するような安さではあるのだけど、よく考えたら高いと思ってる苺ですら1パック400円位だし、育て
最近タスクがどのくらいで終わるか見積もることが多いんだけど、そのたびにうまく見積もりができてなかったり、思ったより長引いてしまってすごく忙しくなってしまったり、といったことが何度かあった。このままじゃ良くないなーと思って、「アジャイルな見積りと計画づくり」を読んだ。 アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~ 作者:Mike Cohn,マイク コーン毎日コミュニケーションズAmazon 実際読んでみると今の状況に非常にぴったりで良い本だった。この本を読んでいくと、最初から正確な見積りをするのは不可能で、作業をしながら見積りの精度をあげるといったり、変更やリスクに強いスケジュールをうまく作るということをしていく必要があるということが分かる。なんとなく自分がタスク管理をしないといけなくなったけど、なんかうまくいかないと思っている人には非常に参考になると思う。あと
今日の概要 実は使われてるJavaScript AST JavaScript AST(Abstract Syntax Tree)とは? JavaScript ASTを使ったツール紹介 使うだけじゃなくて書いてみよう browserify Node.jsで書かれたものをブラウザ向けに変換するツール Node環境で開発 -> browserifyでビルド -> ブラウザで動く JavaScriptのコードを 変換 する ≒ JavaScript ASTを見て変換 する 本体の色々な部分、transform pluginなどでASTを使ってる
Web開発にとても便利なjQueryですが、 実はメモリーリークを誘発しやすい構造であることは あまり知られていないようです。 本記事ではメモリーリークが発生する傾向と対策を紹介します。 皆さんjQueryは使ったことありますよね。Webでの開発ではとても便利で、ほぼ必須と言っても過言ではありません。しかしながらこのjQueryはメモリーリークを誘発しやすい構造であることはあまり知られていません。 GCのあるJavaScriptでメモリーリークが発生するとは何を言っとるんだ、と思われる向きもあるやもしれません。しかしGCがあっても、もう使わなくなったオブジェクトを配列やテーブル(Object)にしまいこんでいて、それを回収するタイミングが存在しなければ積もり積もってメモリを圧迫する、メモリーリークとなりうるというのは想像に難くないでしょう。jQueryで起こりうるメモリーリークはそのような
こんにちは、運用部 アプリ運用グループの清水です。Golang鋭意勉強中です。 今回は、SNS「mixi」に限った話ではなく、ミクシィ社全体として利用している仮想環境について紹介したいと思います。パブリッククラウドも一部のサービスで利用していますが、今回は、自社で運用している仮想環境にフォーカスして書いてみようと思います。 今まで利用してきた仮想環境 今まで利用してきた仮想環境というと、手作業で構築したKVM(Kernel-based Virtual Machine)環境が中心でした。手作業といってもある程度手軽に構築できるように、シェルスクリプトとCobblerでVMを構築できるようになっています。構築の流れは以下のとおりです。 CobblerにVMのIPやホスト名などをスクリプトで登録する。 KVMのホスト上でスクリプトを実行(koanコマンドでCobblerと連携してVMをセットアッ
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