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ブックマーク / huyukiitoichi.hatenadiary.jp (37)

  • 『天気の子』、『君の名は。』とはまた別方向の大傑作 - 基本読書

    天気の子 アーティスト: RADWIMPS出版社/メーカー: Universal Music =music=発売日: 2019/07/19メディア: CDこの商品を含むブログを見るあまりネタバレはしていない。 夜、『天気の子』を友人と観に行く。大変な傑作。当然『君の名は。』と比べられるし、比べるわけだが、どちらが好きと比べられる作品ではない。どちらも大好きだ。各演出の破壊力、洗練のされ方という点では断然『君の名は。』に軍配が上がるのだけれども、『天気の子』は(上映時間も『天気の子』の方が長いと思う)逆にエピソード数もキャラ数も増え、そのどれもが愛おしいという点において大好きな作品だ。 田舎から東京へと家出してきた少年と、天候を操る力を得てしまった少女の運命を描くボーイ・ミーツ・ガールというところに主軸を置いているのだが、少年が東京から出てきた時に東京の中には行き場がなく路上をうろつくうちに

    『天気の子』、『君の名は。』とはまた別方向の大傑作 - 基本読書
  • 私人としての側面からみえてくるもの──『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』 - 基本読書

    岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。 作者: ほぼ日刊イトイ新聞,100%ORANGE出版社/メーカー: 株式会社ほぼ日発売日: 2019/07/30メディア: 新書この商品を含むブログを見る任天堂の社長だった岩田聡さんの言葉を厳選し、編集し、まとめたになる。ほぼ日刊イトイ新聞にて編集されており、構成の元になった原稿はほぼ日掲載の対談が多く、それ以外のものも「社長が訊く」から持ってきたものなので、内容の多くはWebで読めるものである。僕は岩田聡さんのファンでほぼ日も読んでいたから見覚えのない文章というのはほとんど存在しなかったが、でも抜群におもしろかった。 岩田さんが任天堂の社長になるまでの個人史を語っている「岩田さんが社長になるまで。」。岩田さんの仕事観、どうやってHAL研究所をまとめあげ、その後桁の違う大企業である任天堂でマネージメントを行ってきたのかを語る「岩田さんのリーダー

    私人としての側面からみえてくるもの──『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』 - 基本読書
  • 中国だけで2100万部、話題性と本物のおもしろさを兼ね揃えたバケモノ級の中国SF──『三体』 - 基本読書

    三体 (ハヤカワ文庫SF) 作者:劉 慈欣早川書房Amazon『三体』とは! 中国の作家劉慈欣によって書かれたSF三部作の第一部目にして、中国国内だけで三部作累計2100万部を刊行し、さらに日でも人気のケン・リュウによる翻訳によってアメリカ歴史あるヒューゴー賞を受賞した傑作である。ヒューゴー賞受賞の何が凄いかと言うと、翻訳書としてははじめてのの受賞になるのだ。 それぐらい作品の内容が圧倒していたともいえる。で、あまりSFとは縁のなさそうなオバマやザッカーバーグも絶賛していたりとか、アニメ化が決定したりとか話題は尽きないんだけれども、とにもかくにもこれだけは覚えて帰ってもらいたいのは、この『三体』は、話題先行の内容はまあおもしろいね、いうほどじゃないけど的な軟弱な態度で読み終わる作品ではなく、その肥大化しきっているともいえる話題性に劣らない、圧倒的なおもしろさのある、純粋におもしろいSF

    中国だけで2100万部、話題性と本物のおもしろさを兼ね揃えたバケモノ級の中国SF──『三体』 - 基本読書
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    yogasa 2019/07/09
    霊剣山とか悪偶よりも面白いの?
  • 兵站に焦点をおいたミリタリーSF──『星系出雲の兵站』 - 基本読書

    星系出雲の兵站 1 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 林譲治,Rey.Hori出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見るミリタリーSFといえばおおむね超光速航法があり、人類よりも高度な技術力を持つ敵エイリアンがいて、英雄的艦長がいて、とお約束がある。当然すべてが同じではつまらないので、それぞれの作品ごとに、お約束をちょっと外してみたり、”どこにこだわるか”を決め(キャラクター性だったり、艦隊戦の描写だったり、兵士たちの感情だったり、経済に注目してみたり)特色が出てくるものなのだが、林譲治による作『星系出雲の兵站』でこだわっているのは、書名にも入っている通り”兵站”だ。 書のあとがきは『子供の頃から疑問に思っていたことに、TV・映画などで地球を侵略に来る宇宙人への疑問があった。どうして彼らは地球人より高度な技術を持っているのに、負けて

    兵站に焦点をおいたミリタリーSF──『星系出雲の兵站』 - 基本読書
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    yogasa 2018/08/24
  • 転生したら人工知能にさせられ、有無を言わせず居住可能惑星探査に送り出された件──『われらはレギオン1 AI探査機集合体』 - 基本読書

    われらはレギオン1 AI探査機集合体 (ハヤカワ文庫SF) 作者: デニス・E・テイラー,EVILVIT,金子浩出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/04/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見るSF大会に欠かさず参加し誰かれ構わずSFネタを喋り散らすクソSFオタクであるボブは、無神論者で、人体冷凍保存会社(死亡した直後に頭部のみを切断し、未来の技術が生き返らせられるようになるまで保存しておく会社。ちなみに実在する。)と契約するような人間だが、そんな彼がある日突然の交通事故で死んでしまう──。 意識を取り戻した彼がいるのは、なんと117年後のキリスト教原理主義国家となったアメリカ。そのうえ彼は生身の身体を持たない複製人(レプリカント)*1となっていた! 国家の所有物となった彼に与えられた任務は居住可能惑星探査! 自己増殖する自動恒星間探査機に知的機能の制御係とし

    転生したら人工知能にさせられ、有無を言わせず居住可能惑星探査に送り出された件──『われらはレギオン1 AI探査機集合体』 - 基本読書
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    yogasa 2018/04/20
  • ゲーム好きにはたまらんゲームSF傑作選──『スタートボタンを押してください』 - 基本読書

    スタートボタンを押してください (ゲームSF傑作選) (創元SF文庫) 作者: ケン・リュウ,桜坂洋,アンディ・ウィアー,アーネスト・クライン,ヒュー・ハウイー,コリイ・ドクトロウ,チャールズ・ユウ,ダニエル・H・ウィルソン,チャーリー・ジェーン・アンダース,ホリー・ブラック,ショーナン・マグワイア,デヴィッド・バー・カートリー,ミッキー・ニールソン,ジョン・ジョゼフ・アダムズ,緒賀岳志,米光一成,中原尚哉,古沢嘉通出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2018/03/12メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る小説を読むのも好きだがゲームをやるのも大好きだ。受動的に一の道を読み進めていくのと、自分自身の手で操作し、分岐なしの一道であっても自分が思うままに進めていくのとではその体験は大きく違ったものになる(別にゲームは物語があるものだけではないが)。というわけで『スター

    ゲーム好きにはたまらんゲームSF傑作選──『スタートボタンを押してください』 - 基本読書
  • 人類史に刻み込むべき神シリーズ──『ランス10』 - 基本読書

    ランス10 出版社/メーカー: アリスソフト発売日: 2018/02/23メディア: DVD-ROMこの商品を含むブログ (1件) を見る発売されてから120時間以上プレイし続けてようやくクリアした……というか、”クリアしてしまった”。できることならば永遠に終わらないでほしかった。無限にこの世界で遊んでいたかった。しかし終わるからこそ、そんな気持ちも湧いてくる。 29年間最前線を突き抜けてきたゲーム・シリーズ ランスシリーズの完結作『ランス10』とそのシリーズは、まさにそんな気持ちを抱かせてくれた理想のシリーズ作品だ。平成の元年にはじまって、約30年間にわたって紡がれ続けてきたこの作品は、その年月の中で幾度も形を変えながらもその魂は失われず、”ランスシリーズのおもしろさ”を開拓し続けてきた。『ランス10』はその完結作にふさわしい、超ド級の傑作だ。エンディングをいったん観た今、これほどの楽し

    人類史に刻み込むべき神シリーズ──『ランス10』 - 基本読書
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    yogasa 2018/03/07
    "一人の主人公、世界観、地続きのストーリーで書き続けて" ぱっと思いついたのがメトロイドだけど他にあるかなあ
  • 実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSFなデビュー作──『最後にして最初のアイドル』 - 基本読書

    最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA) 作者: 草野原々,TNSK出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/01/24メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る著者自身によって、「実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSF」という長すぎてTwitterに流しにくい、ジャンルだかキャッチコピーだかを名付けられ世に送り出された「最後にして最初のアイドル」。 書はその中篇を表題作として、ガチャと宇宙の真理に到達する「エヴォリューションがーるず」、声優たちが殺し合いエーテルに満ちた宇宙をかけめぐる「暗黒声優」の計三を収録した、著者草野原々のデビュー作品集である。世に出た最初の作品である「最後にして最初のアイドル」はもともとラブライブの二次創作同人誌を改稿してハヤカワのSFコンテストに送ってきた問題作だ(ちなみに特別賞を受賞した)。*1 「

    実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSFなデビュー作──『最後にして最初のアイドル』 - 基本読書
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    yogasa 2018/01/28
  • 権利闘争、開発秘話、任天堂、伝説のゲームの裏側──『テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム』 - 基本読書

    テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム 作者: ダン・アッカーマン,小林啓倫出版社/メーカー: 白揚社発売日: 2017/11/01メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る今年はゲームとともに歩んだ人生録である『ゲームライフ――ぼくは黎明期のゲームに大事なことを教わった』やセガと任天堂の覇権戦争の裏側を描いた『セガvs.任天堂――ゲームの未来を変えた覇権戦争』などゲームの体験記であったりゲーム業界秘話的ながめっぽうたくさん出たように思うが、その流れに連なるのが書『テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム』、いうまでもなくテトリス戦記である。 僕もゲームボーイでやったり、ガラケーでったり、スマホでやったりと、様々な媒体でテトリスをやってきた。はたからみているとそんなにおもしろそうに見えないのだけど、やってみると意味がわからんぐらいハマってしまう。テトリスはそんな

    権利闘争、開発秘話、任天堂、伝説のゲームの裏側──『テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム』 - 基本読書
  • 早川書房の電子書籍版「海外SFセール」がきたので個人的オススメを紹介する - 基本読書

    早川書房が突然電子書籍版の海外SFセールをはじめたので、SFマガジンで海外SFブックガイドの連載を担当していてかつブログも書いている身なので、これはまあ、さすがになんかオススメとか書いておいたほうがいいかという気持ちになってきたので今この記事を書いている。いろいろな角度からオススメしたいばかりなので全部取り上げられるわけではないが、まあ軽い目安としてご活用ください。 まずはこれを読むと良いのでは?? ハヤカワ文庫SF総解説2000 (早川書房) 出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/07/08メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るハヤカワ文庫SF総解説2000。2015年に出た『ソラリス』文庫版によって2000番に到達したハヤカワ文庫SFを記念して、2000冊分のSFを総解説した一冊。ほとんどの作品は340文字で的確に、シリーズ物などは1ページまるっと使って解説し

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    yogasa 2017/11/11
  • ずっとゼルダをやっている - 基本読書

    ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 出版社/メーカー: 任天堂発売日: 2017/03/03メディア: Video Gameこの商品を含むブログ (15件) を見るニーアオートマタをクリアしたところでちょうど任天堂Swtichが買えたので、そこから今度はずっとゼルダをやっていてをよむ時間がゲームに疲れ果てた時間ぐらいしかない。まあそれでも読んでいるんだけどとにかくゼルダが面白いですね。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp いろんな人がその良さについては書いているから長々とは述べないけれども、やればやるほど新しくやることが湧いてくるし、メインストーリーを進める圧力は高くないから延々と冒険とサブクエをやっているし、開拓する地域は30時間ぐらいやった現時点ではまだまだ残っているしやめるにやめられない。今もゲームやりすぎて頭が痛くなったから渋々コントローラーを離して、

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  • 数学的原理に裏打ちされたファンタジー小説──『精霊の箱: チューリングマシンをめぐる冒険』 - 基本読書

    精霊の箱 上: チューリングマシンをめぐる冒険 作者: 川添愛出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2016/10/26メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る精霊の箱 下: チューリングマシンをめぐる冒険 作者: 川添愛出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2016/10/26メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る書は副題にチューリングマシンをめぐる冒険とあるように、「チューリングマシン」について、その諸原理や応用問題を取り扱った一冊である。チューリングマシンとは計算を数学的にモデル化するために生み出されたもので──と説明を始めたらキリがないので一旦終わるが、それと同時に、書は「格ファンタジー」でもある。 ベストセラー『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』を筆頭として、ストーリー仕立てで現実の経営論や

    数学的原理に裏打ちされたファンタジー小説──『精霊の箱: チューリングマシンをめぐる冒険』 - 基本読書
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    yogasa 2016/10/30
  • ルパン対ホームズ by モーリス・ルブラン - 基本読書

    ルパン対ホームズ (ハヤカワ・ミステリ文庫) 作者: モーリス・ルブラン,平岡敦出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見るルパンシリーズのモーリス・ルブランがはじめて格的にルパンとシャーロック・ホームズを対戦させた『ルパン対ホームズ』が新訳になって登場した。家からは非公認で、実際にはシャーロック・ホームズではなくHerlock Sholmes探偵なのだが、訳ではホームズ(とワトソン)に切り替えられているようだ。小学生ぐらいの時に読んだのだけど、書解説の北原尚彦さんの文章でそのあたりの事情を改めて認識した次第である。そうか、認可をもらえなかったんだな、ルブラン……。 こうして改めて家シャーロック・ホームズシリーズにも触れた上で読んでみると……モーリス・ルブランの書くホームズとワトソンは家とはずいぶん異なっている。やけにいらい

    ルパン対ホームズ by モーリス・ルブラン - 基本読書
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    yogasa 2015/09/07
  • 人類は衰退しました by 田中ロミオ - 基本読書

    ゆるふわな絵柄を身にまとい、起こる事件はどれも超常現象、超常テクノロジーに支えられめちゃくちゃな事態に発展し、語り手である少女は翻弄される。ただしあらゆる要素が軽い、ユーモアあふれる文体に包まれている。文体と絵柄によりかわいく、ゆるく包んでいたとしても中身を書いているのは『ウィンドウズ用アプリケーションソフトに使用されるテキスト・データの作成』、俗に言うエロゲーのシナリオライターを業とするいいおっさん田中ロミオである。 そんないいおっさんだが数々の名作、世に受け入れられない変人・狂人やドス黒い人間の悪意を書かせたら天下無敵、根的にSF思考の男に、かわいい女の子の語り手、妖精さんがいるふわふわとした世界観を組み合わせた結果よくわからない融合を遂げたのがこの『人類は衰退しました』シリーズである。超常現象が起こり、それに巻き込まれ、解決したりできなかったりする、金太郎飴的にいくらでも続けてい

    人類は衰退しました by 田中ロミオ - 基本読書
  • にすいです。 冲方丁対談集 - 基本読書

    冲方丁の対談集だが、何が凄いってまずそのメンツが凄い。かわぐちかいじ、富野由悠季、井上雄彦、養老孟司、夢枕獏、伊坂幸太郎、天野喜孝、鈴木一義、中野美奈子、滝田洋二郎、山淳子……。かわぐちかいじとはその創作論おもしろく、富野由悠季は政治を語りまくり、夢枕獏とはいかにして書くか、書き続けるか、そして自由を得るかの話をし、伊坂幸太郎とは普通の同年代の友だちのような気楽な会話が読める。 やはりというかなんというか、なにしろ富野由悠季やかわぐちかいじと対峙しようというのだから、対談のていをなしていない、ほとんどインタビューのようになっている対談もある。が、それはそれで、冲方丁さんの作品の読み込みがすごく、むしろそんじゃそこらのインタビューアよりよほどしっかりとした聞き込みを行なっていて、その意味でも安心して読める。 創作論という意味で言えば、最初のかわぐちかいじと富野由悠季対談がとっても素晴らし

    にすいです。 冲方丁対談集 - 基本読書
  • 押井守のガールズアンドパンツァー語り - 基本読書

    ガールズアンドパンツァーは素晴らしいアニメだった。 プロットはシンプルで、何よりも実際に戦車が動き、戦車ごとの特性が戦術、戦略に取り入れられ話が進んでいくのに感動した。そんな企画が通ったのもかわいい女の子しか出てこない「萌え」を配置した点があってのものだろうし、よかったなあ、そんな特殊文化がこの世には産まれていて、と無邪気に僕は思っていたのだが押井守さんの語りを読んでいたら、ずいぶんとそのことにとまどっているようだった。 一回もまともに見ていないと言い、「そもそも受け入れられる根拠がよくわからない」というその語りが面白い。よくも観てないのにこんなに語れるものだな、というぐらい語り尽くしている。ただそれだけアニメ文化の流れ、系譜というものを今までずっと分析してきたからこそ語れる内容でもある。しょうじき僕は全く詳しくないので、下記ロボットと兵器の区別など、安易なのではないかと思う区別もあるけれ

    押井守のガールズアンドパンツァー語り - 基本読書
  • ライトノベルの妹物について - 基本読書

    今日から3連休最終日まで徳島にいくので途中までだけどメモ的に残しておきます。タイムリミットまでできるところまで書こう。思いつきを並べているだけなので帰ってきたら続きを書きます。ライトノベルの妹ものについて。 ブックウォーカーというiPhone電子書籍アプリでラノベばっかり買っているという話はしたかもしれませんが、今も普段の読書の傍らラノベばっかり買って読んでます。5分しか載らない満員電車とか、も出せないような満員電車とかで重宝しておるのです。iPhoneだったら片手で持てるしね。で、最近読んだのがどっちも妹もの。 『この中に一人妹がいる』みたいなタイトルのヤツと『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』みたいなタイトルのヤツ。どっちもアニメ化作品でなるほど面白いって感じ。最初は絶対おもしろくないだろ……と思いながら買って読み始めたんですけどね。結局二シリーズ合わせて20巻近くあっと

    ライトノベルの妹物について - 基本読書