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ブックマーク / loderun.blog.ss-blog.jp (8)

  • 書籍『ファミコンとその時代』への疑問点 (アタリ社家庭用ゲーム機関連): Runner's High!

    書籍『ファミコンとその時代』より、第一章から第二章にかけてのアタリ社家庭用ビデオゲームに関する記述の中で、特に疑問を感じた箇所への私的見解を取り急ぎ書き留めてみました。 書籍全体の感想は後日、別記事にて公開させていただきます。

    書籍『ファミコンとその時代』への疑問点 (アタリ社家庭用ゲーム機関連): Runner's High!
  • アタリショック論(2) サードパーティの誕生: Runner's High!

    私がジム・レビーと出会ったのは、1980年1月にラスベガスで開催された家電見市だった。彼はアラン・ミラー、ボブ・ホワイトヘッドと共にアクティビジョンの設立を発表したのだ。 私は、彼を愚かだと思った。 既にアタリ自身が数多くのゲームソフトを供給しているのに、さらにゲームを必要とする消費者が居るとは想像できなかった。消費者はアタリのゲームとアクティビジョンのゲームを、グラフィックで区別することなどできないだろう。そして、今までに聞いたことがないメーカーのゲームに、小売価格で3~5ドル余計に支払う者が居るとは思えなかった。 ―― マテル・トイ社のマーケティング担当重役を務めたマイケル・カッツの回想 [1] ■前回の記事はこちら。 ■アタリショック関連記事のまとめはこちら。 アタリ社は『アタリ2600VCS』の技術仕様を公開しており、多少のプログラミング技術があれば誰でも『アタリ2600VCS』

    アタリショック論(2) サードパーティの誕生: Runner's High!
    yogasa
    yogasa 2011/11/10
  • アタリショック論(1) 「アタリショック」とVideo Game Crash: Runner's High!

    No single event caused the crash, just as no single event sank the Titanic. タイタニック号が沈没した原因が一つではないように、市場崩壊の原因は一つではない。 ―― 『Classic 80's Home Video Games』 (08年) ■前回の記事はこちら。 ■アタリショック関連記事のまとめはこちら。 アタリショックとは、1982年のアメリカ合衆国においての年末商戦を発端とする家庭用ゲーム機(パソコンゲーム市場を含まない)の売上不振「Video game crash of 1983」のことである。 ―― ○アタリショック 『ウィキペディア(日語)』 アメリカの家庭用ゲーム市場崩壊を語る上で避けて通れないのが、我が国で広く使われている「アタリショック」との呼称の由来と、その定義の変遷である。 「アタリショック」

    アタリショック論(1) 「アタリショック」とVideo Game Crash: Runner's High!
  • 【珍説】 マジコンを作ったのはアマチュアのゲーム開発者?: Runner's High!

    ○何のためのマジコン販売禁止なのだろうか (wiseler : WAR IS PEACE) ○何のためのマジコン販売禁止なのだろうか (ウェブ魚拓) はてなブックマークで物議を醸し出しているエントリーですが、考察の前提となる歴史認識があまりにも間違っているので突っ込ませてもらいます。 【原文】 ゲームの開発現場では、いちいちゲームを動かすためにカートリッジ (CD) を作ってはいられません。 (中略)そのためにカートリッジの替わりとなるフラッシュドライブへ転送して実機で動作確認を行っています。この一連の確認作業のための機械がマジコンの原型です。 ところでゲーム機はPCとほぼ同一の構造ながらも、ソフトウェアの自主制作環境が用意されていません。 (中略)そこでアマチュア開発者たちは、自力でマジコンを開発することでこのような制限を回避しようとして、優れた性能を持つマジコンを自力開発してしまいまし

    【珍説】 マジコンを作ったのはアマチュアのゲーム開発者?: Runner's High!
  • 人のMSXを笑うな: Runner's High!

    当時の家庭用ゲーム機のグラフィックは、少ない色数でどれだけ表現できるか!これがテーマでもあった。いまでこそ表示可能色数は1600万色以上なんて当たり前になってしまっているが、ファミコンに関しては52色。その制限なのかで表現していたのである。(中略) グラフィック性能の向上自体は悪いことじゃない。 グラフィック技術の向上は、ゲームの演出にも多大な影響を与える。3DCGによってリアルな映像が表現できるようになることは、よりドラマチック、より映画的なシーン(ムービー)を演出できるということになる。つまり、グラフィック&演出が進化していくことで、作品の世界観が詳細に表現できるようになった。 しかし、「作品の世界観が詳細に表現できる」ということは、長所であり短所でもあった。 グラフィックの向上は、銀さんが言っているように、「世界観を想像して楽しむ」という娯楽を奪い去ってしまったのである。 ○次世代ハ

    人のMSXを笑うな: Runner's High!
  • 任天堂法務部は別に最強じゃないよ列伝: Runner's High!

    ○任天堂法務部 最強列伝 (from 東京のはじっこで愛を叫ぶ) ○はてなブックマーク > 任天堂法務部 最強列伝 あ~、絶賛コメントの嵐に水を差すつもりはないんですが、このまま「任天堂法務部は常勝無敗!」との誤ったイメージが定着してしまうのもどうかと思うので、一言二言つっこませてもらいます。 まず第一に、さすがの任天堂にも裁判での敗訴とか、「負け」に分類される法務活動の例は結構あります。個人的には、「最強」と形容するのが妥当であるとは全く思いません。 ■池上通信機裁判 アーケード版『ドンキーコング』の開発、およびゲーム基盤の製造を担当した池上通信機との間で争われた一連の裁判です。 これは、『ドンキーコング』の著作権が任天堂と池上のどちらに属するのか、開発を委託した際にきっちりと取り決めていなかったことが一番の原因でした。(なんと迂闊!) 結局両社は、90年に和解内容を公開しないことを条件

    任天堂法務部は別に最強じゃないよ列伝: Runner's High!
  • アタリショックの原因は「海賊ソフト」ではない: Runner's High!

    ○アタリショックの真実(1)「それは暴落から始まった」 ○アタリショックの真実(2)「そして崩壊する北米ゲーム市場」 (from 東京のはじっこで愛を叫ぶ) 以前に「任天堂法務部 最強列伝」の記事を取り上げたことがある東京のはじっこで愛を叫ぶさんですが、今度は80年代にアメリカで起きた家庭用ゲーム市場の崩壊―――いわゆる「アタリショック」に関する考察を披露されています。 当時のリアルタイムな資料に基き、極めて真摯な態度でこの問題を解きほぐそうと努力されていることは理解できます。 ・・・しかし残念ながらその内容は「真実」と遠くかけ離れており、到底評価することはできないというのが僕の感想です。 メーカー名や細かい数字の誤りについては、取り急ぎコメント欄で指摘させて頂きました。 また同じくコメント欄でClassic 8-bit/16-bit Topicsのhallyさんが述べられているように、「

    アタリショックの原因は「海賊ソフト」ではない: Runner's High!
    yogasa
    yogasa 2008/09/21
  • 『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』の難易度は限界値?: Runner's High!

    岩谷 話は変わりますが、宮さんのたずさわったタイトルで、私がいちばん好きなゲームは、スーパーファミコン版『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』ですね。アクションと学習要素の関与のバランス、そして要求されるテクニックのレベルと難易度の調整のセンス、謎解きの質と量のバランス感など、当に素晴らしい完成度ですね。あれ以上の謎解きやテクニックを要求されると、誰もついてこないと思いますし、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』こそ、一般的なプレイレベルでつくられた難易度の見になるようなタイトルだと思います。 宮 (間髪入れずに) 限界値ですよね。 岩谷 ですね。 宮 『ゼルダ』シリーズに限ったことではないですが、難易度調整には非常に気をつかっています。でも、いまだに「難しい」という人がいるのも事実です。だからいつも「今度はもう少し易しくしよう」ということで開発がはじまります。やっぱり制作者っ

    『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』の難易度は限界値?: Runner's High!
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