映画館に足繁く通っている方であれば、一度は耳にしたであろう上映イベント「午前十時の映画祭」。今年で12回の開催を数え、現在開催中の第12回では計29作もの名作映画を全国の映画館で上映している。 振り返れば2022年『シン・ウルトラマン』『仮面ライダーBLACK SUN』、そして『タローマン』など、挑戦的な特撮作品を目にすることが出来た1年だったが、その “大トリ” を飾るかのように12月16日(金)からの4週間かけて『空の大怪獣ラドン 4Kデジタルリマスター版』が「午前十時の映画祭」企画タイトルとして上映される。 オリジナル版は1956年の公開で、1954年の初代『ゴジラ』の公開から僅か2年後にして「初のカラー東宝怪獣映画」として上映。歴史的に見ても挑戦的であるが、この度劇場上映される4Kデジタルリマスター版の製作においても「上映当時の色彩の再現」を念頭としたこれまでに無い挑戦が成された。
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