一般に、登録されている商標のソレがUNIX(R)であることから、認定・ライセンスのもとにあるものを特に「UNIX」、同様のAPI(いわゆるPOSIX)を実装したものを総称するのは「Unix」のように使い分けられており((追記) ただし英文字の文字商標は効力としては大文字小文字関係なく通用するものであるようです)、一般的な理解としてはそれで普通は問題無いが、実はもっと深いエピソードがあるのだ、という話。 ジャーゴンファイルの「Unix」の項( http://catb.org/jargon/html/U/Unix.html )の最後の部分にあるように、デニス・リッチーさんら「ベル研の中の人」たちは、(ある頃以降は)英語における一般的な表記ルールの通り、頭字語(イニシャリズムand/orアクロニム)ではない固有名詞として「Unix」と綴るべき、と認識しているのだが、論文「The UNIX Tim