GitHubのトレンドを眺めていたところ、KubeVelaというOSSが目に止まりました。 KubeVelaとは 一言で言えば、開発者が楽にK8sにアプリをデプロイするためのツールセットです。 通常、開発者がK8sにアプリをデプロイする際はPod、Service、Ingress、Resource Request、CRD etc...の概念を理解する必要があり、これらを全て理解することは決して楽ではありません。 KubeVelaはこの労力を最小限にするアプローチの1つとして提供されており、開発者はAppfileという設定ファイルのみを管理するだけで良くなるため、複雑なK8sの設定をあまり意識せずにデプロイすることが可能になります。 今回は、このKubeVelaをローカルのK8sクラスター上に展開しながら、動作を確認していきます。 検証環境 Mac OS Catalina Docker: 19