IDC Japanは5月11日、国内企業のITインフラにおけるOpenStackの導入状況に関する調査結果を発表した。同調査は、サーバ仮想化を実施している企業・組織459社の有効回答をまとめたもので、2015年7月に実施した調査との比較が行われている。 「すでに本番環境で使っている」の回答の割合は7.0%となり、前回調査の4.5%から3.5ポイント上昇し、「試験的に使用し、検証している」は8.3%と、前回と比較してほぼ変化が見られなかった。 今回は「使用する計画/検討がある」の割合が前回の5.2%から大きく上昇して17.9%になり、導入に向けて具体的な動きが出てきていることが明らかになった。「OpenStackを知らない」の割合は前回調査よりも8.5ポイント下がっており、認知度も上昇していることが判明した。 OpenStackの導入状況について、ICT関連サービスを主力事業としている企業と