◆ リンクアグリゲーションとは リンクアグリゲーションとは、複数の物理リンクを束ねて1つの論理リンクとして扱うことのできる技術の ことです。リンクアグリゲーションは、通信時に複数の物理リンクを同時に使用できることから、下図では 2ポートのGigabitEthernetポートをリンクアグリゲーションしているので 1Gbps×2 = 2Gbps の帯域幅で 通信することができます。 リンクアグリゲーションを使用せず2本のケーブルでスイッチ間を接続すると、スパニングツリーが有効なら ループが発生しないようにブロッキングポートが発生して、1Gbpsしか通信に使用できなくなります。ゆえに 2台のスイッチ間で冗長リンクを設ける場合、リンクアグリゲーションを使用するのが一般的です。ちなみに リンクアグリゲーションはIEEE802.3adで標準化され、CiscoではEtherChannelという用語を使用
再びPOWER7プロセッサーの話である。前回はeDRAMテクノロジーを用いて搭載されたL3キャッシュが革新的であることを述べたが、パフォーマンスを向上させる仕組みは他にもある。HOT CHIPS 21と呼ばれるシンポジウムではSMT4もその要因として挙げていた。SMT(Simultaneous Multi Thread)とは、プロセッサーのレベルで同時に複数の命令群を実行できることだと思えば良いようだ。かなり乱暴な解釈かもしれないけれど、技術的な正確性を追求するのがこのカラムの目的ではないので、これでいいのだと開き直ってしまおう。従来はSMT2、要するに2つの命令群を同時実行できるに留まっていたが、それがSMT4ということで4つに拡大したわけだ。この数はおそらく多い方が優れているのだろう。 そもそも忙しそうに働いているはずなのに、プロセッサーはどうやって複数の命令群を同時実行するのだろうか
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