Oracleではサイズの大きいデータを格納するためにラージ・オブジェクト(LOB)を使用します。 LOBにはデータベース内部に格納される内部LOBとOSファイルとして格納される外部LOBの2種類がありますが、ここで説明するのは内部LOBの方です。 LOBにはバイナリー・ラージ・オブジェクト(BLOB)とキャラクター・ラージ・オブジェクト(CLOB、NCLOB)があります。 LOBデータはインライン(行データに含める)に格納するか、アウトライン(専用のLOB記憶域)に格納するかのいずれかの方式をとります。 LOB記憶域の設定で"DISABLE STORAGE IN ROW"を指定した場合、LOBデータはアウトラインに格納されます。 逆に"DISABLE STORAGE IN ROW"を指定しない場合は4,000バイトまでであればインラインに格納され、4,000バイトを超えるとアウトラインに格