(前回のつづき) 前回は、ブログ導入のそもそもの動機としてメーリングリストによるコミュニケーションの限界を見極めた、というお話をしました。 では、メーリングリストの問題はブログで改善されるのでしょうか。 結論から言うと、現在このノンスモーキングルームでは、メール中心のコミュニケーションにあった「閉鎖性」と「儀礼的沈黙」を破るという観点では大きな成果を上げつつあります。 たとえば毎日読んでいるニュースから面白かったものをクリップして同僚に送るなど、インフォーマルな情報伝達は「FYI (For Your Information)」と呼ばれていますが、時間とともに人数が増えたり関心の領域がずれてくると、いつかFYIメールを迷惑と感じる人が出てきます。経験的に、FYIメールがうまく機能するのは普段から緊密に仕事をしている4〜5名ぐらいが上限ではないかと感じています。これがブログの場合、読者のことを
「あー、これはぁ」「うはぁー、これじゃぁ」「ウギャー、やめてくれ」といったXML文書との出会いの後で僕は、結局はトンデモ・マークアップも許容すべきという境地に至りました。 事例を出せば: タグ名にデータ <寄せ書き> <田中>元気で行ってこい。</田中> <ミヨ子>おみやげ、忘れないでねぇ</ミヨ子> <!-- ... --> </寄せ書き> 区切りタグ <members>田中幸秀<and/>大垣美代子<and/><!-- ... --></members> 構造化(?)混合内容 <価格><税込み/>1280<円/></価格> スポット・タグ <p>彼のホームページ<spot id="fn1"/>は、... ... </p> <footnote target="fn1">「Webサイト」と言うべきかもしれない。</footnote> オーバラップ・レンジ <rangeStart name=
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