私は日韓関係にトラブルが起きるたびに映画『KT』を見返しているほど政治サスペンス邦画『KT』が超好きな映画です。日韓関係が過去最悪になったので、折角なので未見の方に『KT』の内容を紹介します。 あの頃、日本と韓国は別の意味で仲良かった。 日本で金大中(キム・デジュン)が誘拐されるという実際の事件の映画化なのである程度のネタバレはあります。 自衛隊が協力した?という説 金大中事件は自衛隊が協力したのでは?という説があって、その説を元に『拉致-知られざる金大中事件』という本が書かれました。『KT』はその本の映画化です。 映画はフィクションだと言い張ってますが、実名や実名をちょっと変えただけの名前がバンバンでます。 主人公1:自衛官 佐藤浩市演じる自衛官の富田(坪山晃三がモデル)は、左翼マスコミに鉄拳制裁を食らわす生粋の隊員。 富田は自衛隊陸幕の別班(自衛隊で諜報活動する人)の人間で、任務は日本