在宅勤務はますますポピュラーなものになりつつある。 スイスのオフィスプロバイダー、IWG社によって行われたある研究によると、専門職の7割の人が週に1度は自宅で仕事をしており、5割は週の半分まで自宅で仕事をしているという。 また中には社員全員が在宅勤務で、決まったオフィスはないという多国籍企業もあった。 こうした勤務形態にはメリットもあるが、意外な落とし穴もあるそうだ。人によってはメンタルヘルスに悪影響があると懸念されているのだ。 いつでも仕事ができる。これは便利である反面、仕事のオンとオフの境目が曖昧になって心が休まるときがなくなってしまう。 2017年の欧州生活労働条件改善財団のレポートによると、リモートワーカーの41%が非常に高いストレスを受けていると訴えたのに対し、オフィス勤務者では25%にとどまったという。