一曲ごとに、今日、生まれて初めて生で向かい合ったであろう日本の聴衆たちに礼を述べ、次の曲を準備する250。客席からは「チョアチョア!」「マシッソヨ!」など筆者でも分かる言葉に混じって、より流暢な韓国語による声援も飛び交う。ステージには、カラオケで流れるような一昔前のトレンディドラマ風(おそらくは韓国の俳優たちによる)の意味ありげな映像がずっと流れている……不思議な時間、空間。 ポンチャックDJから伝わる真のユーモアと知性 ずっとキーボードに向かって演奏していた250がDJブースに向かい、客と真っ向に向かい合う形となる。筆者は最前線に居たので、ちょうどDOMMUNEのような、配信などでよく見る構図になった。 それまでの、1曲ごとに曲間のあるライブセットから、ここからはノンストップポンチャックDJタイムに。 アルバム未収録の、250作曲の未発表曲なのか、250が〈ディグ〉してきた既存のトラック
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