アジャイルとウォーターフォールの対比について話題になるのは、いつものことな感じがしますが、今回はウォーターフォールを支持する側の意見がはっきりと形になっているのがちょっと違うなと思いました。とは言え、読んでいて違和感を感じるところがないこともないので、僕の考えをまとめてみます。 制約理論というのは、いくつかのシンプルなルールの元に作られている理論です。ソフトウェアの世界だと、制約理論の中のCCPMぐらいしか興味を持たれているようなものがない気はするんですが、ドラム・バッファ・ロープ周辺のいろいろなアイディアもソフトウェア工学、コンピュータ科学の両方に応用できると思っています。ボトルネック以外改善しても意味ないよというのもそうですし、製造工程のボトルネックをすべて取り払っていくと、最終的には製造工程の外の市場に製造数の制約が移っていくよ、とかですね。日本ではトヨタ生産方式の方が通りがいいのか