ネットの中で、書店の棚で、グルメ情報が大量に供給されている。僕たちはいつの間にこんなに「グルメ」になったのだろう。山田五郎氏が「フライデー」に連載していた『純情の男飯』もその一角に加わった・・・のだが、一読、肌触りがどうも違う。選ばれている店もメニューも、究極の美味でもなければ、店が格好いいわけでも、かといってコストパフォーマンスだけでもない。でも、その選択はどこか「男心」に刺さるのだ。 そこで思い出すのが、12年も前に発行されながら毎年愛読者を増やし、復刊すること3回、とうとう連載再開となった男飯本の元祖『孤独のグルメ』。この原作を担当した久住昌之氏をゲストに迎え、「僕たちの好きな男飯」をテーマに語り合っていただいた。 山田五郎(やまだ ごろう)。 1958年12月5日東京都渋谷区生まれ、大阪府豊中市で育つ。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し西洋美術史を学
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