かつての職場の同僚に、外国人のイスラム教徒がいました。国籍はアフリカのキリスト教国ガーナなのですが、いつかどこかは知らねどもイスラム教に改宗したらしい。 彼はエジプトのアル=アズハル大学という、イスラム教界では最高級の権威を持つ「イスラムの東大」卒でした。歴史と権威なら東大など0歳児レベルのアズハル大学卒が、人生の羅針盤の何をどう見間違えたのか、遠い東の島国ニッポンで一サラリーマンとして働いていました。 イスラム教というと、日本では馴染みがほとんどない上に、911テロや自称「イスラム国」、昨今欧州で頻発しているテロなどのイメージがあって、決して良いイメージが持てないと思います。 しかし、本来はのどかで平和的な宗教なんです。 ちょっとくらいはイスラム教のことを知っとる人は、イスラム教徒は 「右手にコーラン、左手に剣」 という言葉にもあるように、武力で宗教を広めたという、何かきな臭い暴力的なイ