コロンビア中部メタ県で行方不明になってから23日後に救助され、仲間の手を借りながらヘリコプターに向かう同国兵のイェフェル・オルランド・サンチェス・フォンセカ氏(中央、2016年3月29日撮影)。(c)AFP/COLOMBIAN ARMY 【3月30日 AFP】南米コロンビアのジャングルで、部隊からはぐれて行方不明になっていたコロンビア兵が23日ぶりに発見された。カメを生のまま食べたり、ラップを歌って自分を励ますなどして生き延びたという。コロンビア軍が29日、明らかにした。 救助されたのはイェフェル・オルランド・サンチェス・フォンセカ(Yefer Orlando Sanchez Fonseca)氏(26)。今月5日、左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」などが拠点とする中部メタ(Meta)県のうっそうとした熱帯雨林を巡視中に、所属部隊とはぐれていた。 軍によると、500人以上の兵士を動員