世界各国の「幸福度」のランキングをまとめた報告書を国連が発表し、ノルウェーが1位となったのをはじめ、福祉や教育に力を入れている北欧諸国が上位を占めました。日本は51位でした。 ことしは155か国を対象に、2014年から2016年の「幸福度」の調査結果を20日発表しました。 それによりますと、ノルウェーが去年の4位から順位を上げて1位となったほか、2位がデンマーク、3位がアイスランドと、ことしも福祉や教育に力を入れている北欧諸国が上位を占めました。 ノルウェーが「最も幸せな国」となった理由について、国連は「将来への投資を着実に行っていて、政府などの腐敗も少ない」としています。 一方、最下位は、武装勢力どうしの衝突が続く中央アフリカ、シリアは152位など、紛争が絶えないアフリカや中東の国々が下位を占め、GNH=国民総幸福という指標を導入し、経済成長にとらわれず、国民の幸福度の充実を目指している