Googleはインターネットによるダッチオークション方式で上場することになった。「ダッチ」と聞いただけで顔を赤らめているあなたは、変な通販の見すぎです。これは、入札者に指値をさせて、高いほうから取り込み、「売る株数と調達したい金額のバランスがいい値段」のところで足きりをし、それより上の値段に入れた人たちは全員「足きり価格」で買うことができるというもの。(調達金額・IPO時の売り出し株数とも、入札状況を見てGoogle側が変更可能)だから、とにかくどうしても欲しかったら、トンでもない高い金額で入れればよい。途方もない額で入札しても、結果的には足きり値段で買えるのだから。なお、このプロセスについてはBusiness WeekのFAQなどはわかりやすい。 (ちなみに、GoogleがIPOで調達希望と発表した金額は2,718,281,828ドル。そう、これはe、自然対数の底、オイラーのネピア数。G